サステナブルな社会に貢献するDICグループの事業

01社会に付加価値を提供する事業活動

環境調和型製品開発の取り組み

DICグループは、従前よりプロダクトスチュワードシップに配慮した事業活動を推進し、環境調和への意識を高めてきました。有害物質の使用削減、有害性のより低い製品、 リサイクル可能な製品、安全性が高く廃棄物の少ない省エネルギーに配慮した生産プロセスなど社会に役立つ環境調和型の製品開発に取り組み、日本国内では2002年より環境調和型製品の評価基準を設け適合する製品の社内認定を行ってきました。

環境調和型製品 評価基準

環境調和型製品 評価基準

クリーンテクノロジーに貢献する製品

DICグループの製品は素材として用いられることで、環境課題等の解決に関連するクリーンテクノロジーの分野にも貢献しています。ターゲット市場ごとに、自社の強みを活かしたクリーンテクノロジーに関わる製品の開発を進め、その内容の詳細はウェブサイトを通じてステークホルダーの皆様にも紹介してきました。
多様で独創的な技術とサステナブルな社会に貢献する事業活動は、毎年のDICレポート上で特集として取り上げ、ステークホルダーの皆様にDICグループ製品を理解していただく一助としてきました。

クリーンテクノロジーに貢献する製品

02環境調和型製品からサステナブル製品へ

当社が提供する価値を明確化

昨今社会課題・環境課題の解決を基点に事業目標を設定するアウトサイド・インの観点が事業運営の潮流となってきていることを認識し、DICグループでは顧客に提供する機能とその領域を見やすく整理しました。
一例をあげると、当社製品のPPSコンパウンドでは自動車部品の“軽量化”に貢献し、酸素バリア性接着剤 PASLIMでは、食品の“ロングライフ化”、“フードロス対応”の機能を提供しています。素材の力は目に見えないところでより良い社会に働きかけています。

当社が提供する価値を明確化

製品の機能によりフォーカスしていくことで、当社が提供する価値がステークホルダーの皆様に伝わりやすくなり、社内でもサステナブル製品の推進を加速することができると考えています。

サステナビリティ指標の開発 -なお一層の進化を図るために-

DICグループでは、部門横断的に組織したサステナビリティ戦略ワーキンググループを立ち上げ、新たにサステナブルな事業の取り組みの指標(サステナビリティ指標)の開発を進めています。開発中の指標は環境負荷指数と、提供価値をベースとする顧客・市場へのサステナブルな貢献度とを合わせ持ったものです。社会課題の解決に貢献し、社会変革に対応した当社の製品機能をより明確にできると考えています。
さらに、財務的な経済価値と社会的価値(サステナビリティ指標)の双方の視点でマネジメントすることが可能となり、体質強化に向けた事業ポートフォリオ転換や製品開発マネジメントの一助になります。指標設計にあたっては生産・技術・販売の幅広い視点から指標の定量化を行い、2020年度から指標の運用開始を目標に進めています。今後グローバルベースにこれを展開させて行きます。
サステナブルな事業をなお一層進化させながら、DICグループは、「ユニークで、社会から信頼されるグローバル企業」を目指していきます。

サステナビリティ指標の開発 -なお一層の進化を図るために-