DICが目指す姿 価値創造プロセス
DICの強み -培ってきた価値の源泉-
時代に合わせて進化する企業像
印刷インキ、有機顔料、合成樹脂をベースとした多角化、M&A等によるグローバル進出を経て、「ユニークで社会から信頼されるグローバル企業」として発展

過去から将来につながる基盤技術
100年超の歴史の中で5つの基盤技術を構築
将来に向けて、新たな基盤技術(無機材料、バイオ材料、計算科学)を構築

「進取の精神」と「多様性の結集」を示す4つの柱
01新たな事業領域への積極展開
- 祖業である印刷インキのコア技術をベースに「有機顔料」、「合成樹脂」に事業を拡大
- 創業から培ったチャレンジ精神を起点にした多角化により、印刷インキメーカー⇒化学メーカーへ成長
- エレクトロニクス仕様の化学・素材を軸にした事業を「ケミトロニクス」と定義し、次世代・成長事業として重点的に育成
02技術力に根差した独自製品の開発
- 社会的な環境意識の高まりを反映する100%植物油インキを開発
- 液晶パネルのカラーフィルタ用グリーン顔料「G58シリーズ」を世界で初めて開発。突出した輝度を有し、グリーン顔料では圧倒的シェアを確保
- 環境負荷を軽減するために独自の技術でPFASを使用しない新たな界面活性剤を開発、上市
03他社に先駆けた海外進出
- 1919年に中国で代理店契約を結び海外への進出を開始
- 1931年にインドネシアに進出
- 1958年に戦後初の海外拠点として香港出張所を開設
04果敢なM&Aによるグローバルな人材の受け入れ、協業
- 1952年に外資との合弁で化学会社を設立
- 1986年に印刷インキと有機顔料で全米随一の規模を持つSun Chemical社を買収
- 1999年にTotalfina社の印刷インキ事業部門(Coates)を買収
- 2021年にドイツBASF社からColors&Effects顔料事業を買収
7割を超える海外従業員・売上高比率により、グローバル事業体制を構築