環境配慮型PFASフリー界面活性剤
MEGAFACE
ファンクショナルプロダクツ
MEGAFACE
ファンクショナルプロダクツ
当社は環境負荷を軽減するために独自の技術でPFAS(パー(ポリ)フルオロアルキル化合物)を使用しない新たな界面活性剤を開発、上市しました。
この新しい製品は従来のPFAS系界面活性剤に代わり、環境への負荷を最小限に抑えながら、優れた界面活性剤の機能を提供します。
従来のPFAS系界面活性剤が使用される広範な用途において、環境に配慮した代替品として適用できる可能性があり、持続可能な未来の実現に向け貢献致します。
当社は世界的な社会課題の解決と社会への持続的貢献をもとに、PFASを使用しない界面活性剤の開発に着手し、当社独自の技術と環境に配慮した原料を採用した結果、従来のフッ素系界面活性剤と同等の表面活性効果を持つPFASフリー※界面活性剤「MEGAFACE EFSシリーズ」を開発しました。
これまでの技術ではPFASを使わずPFAS系製品と同等の性能を持つことが困難でしたが、当社の開発品はPFAS系製品と同等以上の高い表面張力低下能を有し、優れた均一塗布性(レベリング性)を実現します。
※MEGAFACE EFSシリーズのPFASフリー基準:PFAS由来フッ素原子50ppm未満
• レベリング剤
• 表面改質剤
• 薬液用添加剤
• 顔料の分散安定化剤
• 粘着剤用添加剤
• オイル用消泡剤
MEGAFACE | EFS-131 | EFS-321 | EFS-521 | EFS-801 |
---|---|---|---|---|
有効成分 / wt% | 20 | 20 | 20 | 100 |
溶剤 | 酢酸ブチル | PGMEA | PGMEA | - |
タイプ | ノニオン | ノニオン | ノニオン | ノニオン |
フッ素系 相当品 | F-568 | F-551-A | F-551-A | F-554 |
※その他開発品、及び特性等の詳細については、問い合わせフォームよりお問い合わせください。
人類の運命を切り開くために
PFASを超えたイノベーションを
PFASが世界的な環境課題として関心を集める中、
化学メーカーとしての深い責任感から、私たちのプロジェクトはスタートしました。
「環境保護と産業革新を両立させる素材の開発」
この道のりは決して容易なものではありませんでしたが、およそ2年半に及んだ技術開発の結果、
2023年には、PFAS系製品を上回る機能性を備えた革新的なPFASフリー素材を生み出しました。
この素材は、単なる製品としての役割を超え、人と自然環境への深い配慮を具現化しています。
私たちは、この素材を社会に広めることで、持続可能なライフスタイルへの移行を促し、
消費者が環境にやさしい選択を容易にするためのサポートを提供していきます。
DICのPFASフリーブランドは、環境と調和する未来への具体的な一歩であり、私たちはこれを通じて、
「彩りと快適さを提供し、人と地球の未来をより良いものに - Color & Comfort -」
というビジョンを追求していきます。
このラベルは、お客様の「環境に配慮した選択」をサポートするために、DICが定めたPFAS基準をクリアした製品に付与されるものです。
私たちは「beyond PFAS」の実現を目指しています。
これは単に「PFAS を使用しない」というだけではなく、
その過程でお客様の信頼、社会・環境への積極的な貢献、
さらに従業員の満足度向上を通じて、私たちと共に
ステークホルダーの皆様が企業価値を高め、
ソーシャルグッドな未来を実現していくことを意味します。
そのため、PFAS フリー製品の開発や普及は、
単なる目標ではなく「beyond PFAS」への通過点であり、
その実現へ向けたイノベーティブなステップだと考えています。
私たちは、「beyond PFAS」に共感し支持してくださる皆様とともに、
相互に価値を高め合いながら、持続可能な社会を目指してまいります。
私たちのビジョンに共感し、積極的な変革を支えるパートナー企業です。
PFASの環境への拡散が世界的に懸念される現在、従来の界面活性剤では、常に環境保護と機能性のトレードオフを強いられてしまいます。
DICが開発したPFAS Free 界面活性剤は、従来の界面活性剤と同等の性能を持ち、幅広い用途で従来品の代替としての適用が可能です。
まずはDICの多彩な
サンプルをご覧ください。
そこからさらにお客様の
ニーズに合わせた製品開発を
進めていきます。