女性活躍推進企業として「なでしこ銘柄」に４年連続で選定 －女性活躍推進に優れた企業50社選定、うち化学業種は４社－

ＤＩＣ株式会社（本社：東京都中央区、社長執行役員：猪野薫）は、女性活躍推進に優れた企業として経済産業省と東京証券取引所が共同で主催する「令和３年度なでしこ銘柄」に選定されました。当社が「なでしこ銘柄」に選定されたのは、2019年から４年連続になります。なお、化学業種で選定された４社のうち、４年連続で選定されたのは当社のみです。

当社は、ダイバーシティ推進活動の一環として「女性活躍推進」に取り組んでいます。2007年より女性が継続就労できる制度や環境の整備、職域拡大などの取組みを開始し、2016年からは「意識・風土の醸成」、「キャリア形成支援」、「働き方改革」、「周知・広報」の４つの側面から複合的に施策を行うことで活動を加速しました。2020年には代表取締役をトップとした全社プロジェクト＜WSR（Work Style Revolution）2020＞を発足し、競争優位の源泉としてダイバーシティ推進活動を進めています。
これまでの取組みにより、社員の平均勤続年数の男女差を解消する（2022年現在：男性社員18.3年、女性社員20.1年）などの成果を得ています。
本年度の選定は、これらの取り組みや実績に加え、積極的な情報開示が高く評価されました。

ＤＩＣグループは、2022年よりスタートした長期経営計画「DIC Vision 2030」において、“人的資本経営の強化”を基本戦略に掲げています。今後は、競争優位の源泉としてダイバーシティを推進し、多様性を強みに転換するインクルージョン*を醸成することで、多様な人材がそれぞれのポジションで最大限に能力を発揮できる会社を目指します。

*インクルージョンとは、多様な人々が互いに個性を認め、一体感を持って働いている状態のこと

以上

■「社員とDIC ～人材マネジメント」（DICウェブサイト）

■「なでしこ銘柄」とは
経済産業省は、東京証券取引所と共同で、2012年度より女性活躍推進に優れた上場企業を「なでしこ銘柄」として選定しています。なでしこ銘柄は、「女性活躍推進」に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力である銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、各社の取組を加速化していくことを狙いとしています。「令和３年度なでしこ銘柄」は、東京証券取引所全上場企業約3700社から、業種毎にスコアが上位の企業50社が選定されました。