アナリスト・投資家向けESG説明会を初めて開催
- サステナビリティ
- ニュースリリース
DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:猪野薫)は、2021年12月15日にアナリスト・機関投資家の方を対象とした初めてのESG説明会をオンライン形式で開催しました。本説明会は、当社のESG活動(環境・社会・企業統治)について、アナリストおよび投資家の皆様にサステナビリティへの取組を中心に理解を深めて頂くことを目的に開催したものです。
当日は代表取締役社長の猪野をはじめ、経営陣がプレゼンテーションを行い、参加者からの質問に答えました。プレゼンテーションの要点は以下のとおりとなります。
1.トップメッセージ – 代表取締役 社長執行役員 猪野薫
■ 化学企業として、絶えざるイノベーションにより製造過程で環境負荷をできるだけ低減するとともに、顧客や市場においてサステナビリティに貢献できる製品の提供を通じて本質的な社会課題の解決を図っていく
■ 社会的価値(=社会課題の解決)の提供と経済的価値向上の両立する分野に経営資源を集中することで「ユニークで社会から信頼されるグローバル企業」を目指す
2.DICのサステナビリティに関する取り組み ー 執行役員 購買物流部門長 ESG部門長 向瀬泰平
■ CO₂排出量削減の取り組みとしてグローバルなグリーン電力化、社内カーボンプライス制度導入などに取り組み、2013年→2020年で23.6%の削減を達成。2050年のカーボンネットゼロに向けて、積極的に新たな技術に挑戦し、ネットゼロの実現に取り組む
■ 全製品の環境負荷と社会への貢献を2軸で測る「サステナビリティ指標」を2022年から正式に導入し、重要な社内のKPI管理の軸に置くことでサステナブル製品の拡張を目指す
■ サーキュラーエコノミーへの取り組みとして、技術・開発で資源循環を促進するうえで独自の5R(Reuse、Reduce、Recycle、Redesign、Reduce CO₂)を掲げて取り組む
■ 安全への取り組みとして、グループ全体で労働災害発生率の削減に取り組み、総労働災害発生率(TRIR)についてグローバルに、また拠点ごとに目標を掲げて活動に取り組む
■ 人材マネジメントとして、日本人材のグローバル化を促進し、グローバル人材育成による経営基盤の高度化を図る
■ 持続可能な調達として、社会的責任を果たす調達を実現すべく、サステナビリティ調達ガイドラインを設定し、人権・安全・環境などをより強く意識し、BCP対策も含めた安定調達をサステナビリティの視点で推進する
3.サステナブル製品のご紹介 ー 常務執行役員 技術統括本部長 川島清隆
■ 環境に優しい食品パッケージを支えるインキ・接着剤:バイオマス原料を使用したパッケージ材料、エネルギー使用量を削減できるラミネーションシステム、パッケージのリサイクル性を向上させる接着剤、紙パッケージの機能性を向上させるコーティング剤・ニス
■ CO₂削減と快適な暮らしに貢献する機能性材料:太陽光の波長制御機能を付与した遮熱顔料、軽量化に貢献するPPSコンパウンド樹脂
■ 高速・大容量の情報伝送を支える電子情報材料:5G/6G通信の高速・大容量の情報伝送インフラ作りに貢献する新規低誘電材料・銀ナノ粒子コート剤
ESG説明会のプレゼンテーション資料及び説明会のテキスト配信については、以下をご覧ください。
以上
このニュースに関する
お問い合わせ
-
WEBでのお問い合わせ
-
-
電話でのお問い合わせ
-
- 報道機関からのお問い合わせ
コーポレートコミュニケーション部 - 03-6733-3033
- 報道機関からのお問い合わせ
PDFダウンロード
PDFファイルの閲覧にはAdobe® Reader®が必要です。お持ちでない方は「Adobe®のサイト」から無料で配布されておりますので、そちらからダウンロードし、ご利用ください。