サステナビリティ・リンク・ローンの実行について

ＤＩＣ株式会社（本社：東京都中央区、社長執行役員：猪野薫）は、千葉銀行（頭取：米本努）とのあいだで、サステナビリティ・リンク・ローン（以下「ＳＬＬ」）を実行しましたのでお知らせします。

ＳＬＬは、事業者がＳＤＧｓ・ＥＳＧ戦略における目標値となるサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット（以下「ＳＰＴ」※1）を設定し、その達成状況に応じてインセンティブやディスインセンティブが発生する仕組みの融資制度です。

当社は、環境問題をはじめとするサステナビリティを重要な経営課題と位置付けており、脱炭素に貢献する製品・サービスの拡大によって、市場および社会におけるCO₂排出削減への寄与に向け積極的に取り組んでいます。2022年2月に公表した長期経営計画「DIC Vision 2030」においては、2050年度のカーボンネットゼロへ向けたCO₂排出量の長期削減目標として「2030年度50％削減（2013年度比）」の実現を掲げ、脱炭素社会の実現への貢献を明確にしています。今回、CO₂排出量の削減をＳＰＴとして設定し、株式会社日本格付研究所より、国際的な原則である「サステナビリティ・リンク・ローン原則」等へ適合している旨のセカンドオピニオン※2を取得しました。

当社は今後もグループ一体となって、環境問題をはじめとするサステナビリティ活動に取組むことで、お客さまや地域社会のパートナーとして、社会・環境問題の解決に資する取組みを一層推進し、持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。

※1 ＳＤＧｓ・ＥＳＧ戦略における事業挑戦目標（サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット）
※2 株式会社日本格付研究所（JCR）による第三者意⾒

以上

【関連情報】
- DICレポート2023

- DICウェブサイト サステナビリティ

- 長期経営計画「DIC Vision 2030」