2022年 年頭社長挨拶(要旨)

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2022年1月5日

DIC株式会社 代表取締役社長執行役員 猪野薫の年頭挨拶(要旨)を以下の通りお知らせします。

昨年は、Withコロナへの移行による需要回復が顕著となった1年でした。半導体不足に伴う自動車生産数の減速懸念が下期までおよんだこと、主要化学原料の調達難、物流停滞ならびに原油価格高騰に伴うコスト上昇など、サプライチェーンに起因するトラブルが目白押しではありましたが、総じて、底堅い受注を維持しました。第4四半期、更なる原油価格の上昇に見舞われながらも当初計画達成に向け、力戦奮闘した社員の皆様に改めて感謝します。

昨年6月末には当社のグローバル顔料事業を盤石化するColors & Effectsの買収がクロージングし、DICグループに約2,600名の新たな仲間が加わりました。心より歓迎の意を表したいと思います。既に、DICグループは、世界60数か国で事業展開していますが、グローバル運営を先駆けてきた仲間が加わることで、様々な幅広いシナジーが創出され、一層の事業拡大と繁栄をもたらすものと期待しています。

今年は新たな中長期経営計画がスタートします。2021年までの中期経営計画で掲げた事業ポートフォリオの転換については引き続きスピード感をもって臨まなければなりません。そして、①サステナビリティへの貢献;持続可能な社会に向けたサステナビリティ戦略の推進、②働き方改革の推進;社員・組織の「働き甲斐の向上」と「生産性の向上」を通じて、レジリエントな企業体質へ変革、③デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進;デジタル技術の活用による新たな付加価値の提供と企業構造の変革、を急ぎたいと考えています。

社員と会社が持つべき視点は、「財務的利益の極大化」だけに捉われるのではなく、より社会に目を向けた「社会的意義の最大化」です。理性と感情に響く使命と企業理念を掲げる組織の下で、存在意義に共鳴する社員の皆様が働きがいを感じられる「エンゲージメントの高まり」を期待します。「DICグループで働いてよかった」と誰もが思う会社にしたいと思います。

2022年が皆様とご家族にとって、またDICグループにとって良き一年になりますよう祈念して、年頭の挨拶と致します。

以上

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