DIC 北陸工場にバイオマスボイラを導入 地球温暖化防止への取り組みを継続し、サステナブルな社会の実現に貢献

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2017年7月5日

DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:中西義之)は、地球温暖化防止への取り組みとして、温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)排出量削減を目的に、合成樹脂を生産する北陸工場(石川県白山市)に木質チップを燃料とするバイオマスボイラ1基を新規導入し、液化天然ガスボイラの一部をこれに切り替えていくことを決定しました。同設備は、2018年1月からの稼動を予定しています。

木質バイオマス燃料はCO2が発生するものの、再び光合成によって樹木などに吸収される(カーボンニュートラル)ため、CO2の排出を抑制する有効な手段として注目されています。

北陸工場では、これまでにも、工場内で使用する燃料を重油から、天然ガスに全て置換することなどで、大幅な削減(CO2排出量(絶対量)約10%削減)を実現してきましたが、このたびの取り組みにより、さらに約12%削減させていく計画です。当社グループでは、昨年度から、『温室効果ガスの排出量(絶対量)を毎年1%削減し、2020年までに2013年を基準に7%削減』とする中期目標を独自に設定していますが、このたびの効果をグループ全体で評価すると、2013年比で0.3%の削減に寄与することになります。

当社グループは、サステナビリティ活動の一環として工場・研究所・オフィスなどから排出するCO2の削減に取り組み、これまでもバイオマスエネルギー、風力発電、太陽光発電、コージェネレーションシステム(熱と電力の併給設備)などの導入を進めてきましたが、引き続きグローバルで温室効果ガスの削減に努め、サステナブルな社会の実現に貢献していく所存です。

以上

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