DIC 日本化学工業協会「レスポンシブル・ケア審査員特別賞」を受賞 安全風土醸成分科会の活動が労働災害発生件数減少に寄与したことが評価
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DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:中西義之)は、当社が進めている安全風土醸成分科会の活動が労働災害発生件数減少に寄与したことが評価され、一般社団法人日本化学工業協会(以下、日化協)が授与する「第10回 日化協 レスポンシブル・ケア※(Responsible Care 以下、RC)賞」の「審査員特別賞」を受賞し、5月26日に表彰を受けました。日化協では毎年、RCの更なる発展と拡大を図るため、優れた功績あるいは貢献した事業所、部門、グループまたは個人を表彰しています。RC賞には、大賞をはじめ、審査員特別賞、優秀賞、努力賞があり、今年は9グループが表彰されました。
左:日化協常務理事 春山豊様 右:田中利幸(DIC㈱埼玉工場安全担当課長)
当社では、2011年よりグループにおける安全意識の向上を目的に国内グループ会社の安全担当者で構成される安全風土醸成分科会を設置し、安全に関する方針・施策の立案・提言を本社安全担当部署に対して行っています。主な成果として、2012年に、分科会で選定した10の危険源に対し、グループ社員からデザインを公募し作製した安全注意喚起ステッカーを、2013年に当社社長を起用した安全ポスターを、それぞれ国内外グループ会社に配布し、視覚的な注意喚起や経営トップの関与による「安全第一」意識の醸成に努めました。また、基本的な安全ルール集である「DIC安全基本動作」の輪読を国内全工場で開始するとともに、輪読の行いやすさと、毎日1項目ずつ進めていくことによる習慣化を狙い、日めくり式にした壁掛けタイプの輪読版を2015年に作成しました。これらの活動を含めた安全施策により、DICグループ国内事業所の労働災害件数は、2010年の60件から2015年には19件に減少しました。
今後もDICグループ一丸となってRC活動を推進し、ゼロ災害達成に向けて更に安全活動を活発化させていく所存です。
※化学工業界において、化学物質を扱うそれぞれの企業が化学物質の開発から製造、物流、使用、最終消費を経て廃棄・リサイクルに至る全ての過程において、自主的に「環境・安全・健康」を確保し、活動の成果を公表し社会との対話・コミュニケーションを行う活動
(ご参考)
【日化協 RC賞選考基準】(日化協ホームページより)
- 企業内のRC活動の推進にあたり、率先して実施し、顕著な貢献のあったもの。
- RCの海外活動に貢献したもの。
- RCの6本柱(保安防災、労働安全衛生、環境保全、コミュニケーション、化学品・製品安全、物流安全)に関する活動で顕著な成績を残したもの。
以上
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