工業用粘着テープとは

粘着テープの構成、つくメカニズム、粘着剤と接着剤の違いをご紹介します。

粘着テープは、基材・粘着材・セパレーターで構成されており、大別すると両面タイプ・片面タイプの2タイプに分けられます。各種構成原料を上手く選定することで、様々な機能を持つ粘着テープが開発されています。


粘着剤と物がつくメカニズムとして「分子間力」が挙げられます。分子間力は分子と分子が近づくことで発生する電気的な相互作用です。通常、固体と固体をどれだけ近づけてもくっつくことはありません。その理由は固体同士の表面がナノレベルで凸凹しており、分子間力が働くレベルにまで分子同士が近づくことができないためです。この固体表面の凹凸を埋めて、くっつくことを可能にするのが「粘着剤」です。粘着剤は柔らかいため、固体同士の凹凸の隙間を埋める働きをし、その結果、分子間力が作用し物をつけることが可能となります。


物をつける材料として最もよく使われている材料に「接着剤」があります。実は粘着剤は接着剤の一種であり、加圧することで接着する「感圧接着剤」とも言われています。

粘着剤と他の接着剤の大きな違いは貼合前後での状態変化の有無が挙げられます。状態の三態として、固体、液体、気体があります。

接着剤 貼合前は液体、貼合後は固体になる。
粘着剤 貼合前後で変化無し。常に液体と固体の性質を併せ持つ。

硬化型接着剤と粘着剤を使用した粘着テープを比較した場合、粘着テープの長所は、『瞬間的に接着可能』『任意形状へ加工可能』『厚さが均一』という点であり、利便性が高く、幅広い用途で使用されています。短所は、接着力が劣る点と言われています。

粘着テープの特徴(接着剤との比較)
長所
  • 加圧により瞬間的に接着可能
  • 任意形状へ加工可能(打ち抜き加工 等)
  • 厚さが均一
短所 接着力が劣る

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