DIC、化粧品新原料「SACRANEX™ Powder」を開発 ― スキンケア処方への配合適性向上、2026年6月販売開始予定 ―

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2026年6月9日

DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:池田尚志)は、屋内培養した日本固有の淡水藻「スイゼンジノリ」由来の高分子多糖「SACRANEX™(サクラネクス™)」について、主にスキンケア処方に対応する新たな製品形態として、粉体化した新原料「SACRANEX™ Powder」を開発しました。本製品は、この藻類由来素材の機能性をより使いやすい原料形態で化粧品メーカーに提供するもので、敏感肌向け処方やクリーンビューティー需要への対応に加え、輸送時の環境負荷低減にも貢献します。2026年6月からグローバルでの販売開始を予定しています。

SACRANEXは、屋内培養した日本固有の淡水藻「スイゼンジノリ」から抽出される高分子多糖です。当社は、半世紀にわたるスピルリナ事業で培った藻類培養および機能性抽出技術を活用し、SACRANEXの屋内人工培養法を世界で初めて確立しました。これにより、地域生態系や生物多様性の保護に配慮しながら、希少なスイゼンジノリ由来成分を安定供給することが可能となっています。この材料は肌表面にうるおいを保持し、乾燥や摩擦などの外部刺激から肌を守る素材として提案してきました。

一方、顧客ニーズとして、配合の自由度および加工時の取り扱いの向上を求める声が寄せられていました。そのため、当社はSACRANEXが持つ独自の機能性を活かしながら、粉体タイプである「SACRANEX Powder」を開発しました。本製品は、既存製品と比較し、処方設計の自由度を高め、より幅広い製品設計を可能にします。

当社は、2026年6月予定のSACRANEX Powderの上市を通じて、スキンケアを中心に多様な化粧品用途への展開を進めるとともに、より幅広い顧客への提案拡大を図っていきます。また、本製品は、当社の中国販売パートナーであるDKSH Performance Materials China Ltd.を通じて、2026年3月に中国で開催された化粧品原料展示会「PCHi 2026」に出展され、同展示会の「Fountain Awards」保湿部門で銀賞を受賞しました。本受賞は、本製品が有する機能性が評価されたものです。今回の受賞を契機に、中国を含むグローバル市場での認知拡大と採用促進を目指します。

以上

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