欧米地域を統括するSun Chemicalが新組織 “Food and Nutrition Group” を発足 -ヘルスケア食品およびニュートリションビジネスのグローバル展開を加速-

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2021年3月5日

DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:猪野薫)の100%子会社であるSun Chemical Corporation(所在地:米国ニュージャージー州、以下、「Sun Chemical」)は、ヘルスケア食品およびニュートリションビジネスのグローバル展開を加速させるため、新組織 “Food and Nutrition Group” を発足しました。今後、DICおよびSun Chemicalは、着色や藻類培養ビジネスに関わる分野をグローバルで強化し、食品や飲料、栄養補助食品業界へ製品やソリューションを提供します。

“Food and Nutrition Group” は、DICグループの基本戦略である事業ポートフォリオの転換を早期に実現するため発足しました。同グループは、Sun Chemicalの高度な研究技術やカラーリングの専門知識を活用し、天然および合成食品着色料の新製品開発を強化します。

DICの研究開発チームは、ベンチャーキャピタルと共に積極的にバイオベースの栄養補助食品原料の開発に取り組んでいます。Sun Chemicalは同グループの成長にコミットし、その成長を加速させるため追加投資を行います。

Sun Chemicalは、“Food and Nutrition Group” の発足に伴い、DICの子会社であるアースライズ・ニュートリショナルズの販売およびマーケティング機能を同グループの組織に統合しました。これは、「スピルリナ」および「リナブルー®」製品の販売および流通が含まれます。

当社グループは、「DIC111」で掲げた2つの基軸による事業ポートフォリオの転換(Value Transformation およびNew Pillar Creation)を早期に実現すべく、今後も成長性と高付加価値化を期待できる市場に焦点を当て、事業基盤の強化・拡大を進めていく所存です。

以上

「スピルリナ」は、人体に非常にバランスのとれた栄養を提供します。「Earthrise Spirulina」は、米国カリフォルニア州、Non-GMOプロジェクト検証済み、コーシャ、ハラール、およびGRASで持続可能な方法で培養および製造されています。また、FSSC22000標準で製造しています。

「リナブルー®」は、スピルリナから抽出されたフィコシアニンの天然青色食品着色料です。DICは35年前にスピルリナからフィコシアニンを抽出するプロセスを開発しました。Sun Chemicalは現在、食品業界にスピルリナ抽出物「リナブルー®」を供給する世界的なリーダーです。「Earthrise LINABLUE®」は、食品安全性を厳重に管理し生産、コーシャとハラールにも準拠しています。また、FSSC22000標準で製造しています。

※FSSC22000とは、消費者へ安全な食品を提供することを目的とした食品安全マネジメントシステムに関する国際規格であるISO 22000をベースにし、より確実な食品安全管理を実践するために作られたマネジメントシステム規格です。

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