包装用の高意匠フィルム「梨地フィルム」の新製品としてバイオマスプラスチックを使用した『DIFAREN® A7440Bio』を開発 -環境配慮型製品としてバイオマスマーク(バイオマス度20%)認定取得-
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DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:猪野薫)は、包装用の高い意匠性を有した「梨地フィルム」の新製品として、バイオマスプラスチックを使用した『DIFAREN® A7440Bio』を開発しました。同製品は、当社の共押出多層プラスチックフィルム※1 「DIFAREN®(ディファレン)」 シリーズの製品として、初めて一般社団法人日本有機資源協会が認定するバイオマスマーク※2(バイオマス度20%)認定を取得しました。今後は、食品市場や包装業界などの需要に対応し、2023年までに売上高3億円/年を目指し拡販予定です。
食品市場や包装業界では、昨今の消費者の高級化志向を背景に、食品や和洋菓子、日用品などの包装にも高級感や意匠性を訴求するデザインが求められています。当社の梨地フィルムは、表層が梨皮のような独特の凹凸表面を有し、これに紋様を印刷することで和紙に近い風合いが表現できるため、高級感や意匠性を訴求する製品の包装材として幅広く用いられています。
今回開発したバイオマスプラスチックを使用した梨地フィルム『DIFAREN® A7440Bio』は、原料となるプラスチックの一部が再生可能資源である植物を原料とすることから、環境に配慮したサステナブル製品として低炭素社会の実現に貢献します。
DICグループは、中期経営計画「DIC111」において、環境対応と機能性を高めることを目指したサステナブル製品を社会に提供することで、社会貢献と持続的な成長の実現を事業方針に据えています。今後も再生可能原料や天然由来原料を用いた製品を社会に提供することで、サステナブルな社会の実現に貢献する所存です。
以上
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