国内初、スピルリナ由来“フィコシアニン”を関与成分とする製品が機能性表示食品として届出受理 -肌のバリア機能(保湿力)の向上、肌のうるおいを保つことを臨床試験で実証-
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DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:猪野薫)は、食用藍藻(らんそう)スピルリナに含まれる青色素“フィコシアニン”を関与成分とした機能性表示食品 『フィコナ スキン モイストリフティング タブレット』 が2020年7月7日に消費者庁に届出受理されたことをお知らせします。
今回届出をした当該製品は、フィコシアニンを関与成分とした食品として世界で初めての臨床試験を行い、その科学的な研究データをもとに届出をしました。“肌のうるおい”に効果がある有効成分として、スピルリナ由来成分が届出受理されたのは国内初になります。当社は、本製品をスキンケアに関心を持ち、健康意識の高い女性を中心に販売促進し、9月下旬より通信販売にて販売を開始します。今後は2022年までに売上高3億円/年を目指します。
■製品の特長
タンパク質の一種であるフィコシアニンは肌の水分保持に役立ち、乾燥を緩和する機能があることが報告されています。本製品にはフィコシアニン(C‐フィコシアニン、アロフィコシアニン)が含まれており、肌のバリア機能(保湿力)を高めて、肌のうるおいを守る機能があります。肌の乾燥が気になる方に適しています。本製品の機能性については最終製品を用いたヒト臨床試験で評価しています。
平均値±標準偏差 *P<0.05
(摂取開始時の水分蒸散量が10 g/m2/hr以上20 g/m2/hr未満)
出典:Y. Imai, et al. Jpn Pharmacol Ther 2019 47(11)1833-40
当社グループは、1970年代に栄養補助食品としてスピルリナおよびスピルリナ由来の食品用天然系青色素 『リナブルー®』 の商業用の生産に世界で初めて成功しました。以来、藻類研究のパイオニアとしてスピルリナ粉末を健康食品や、食用色素、食品素材や飼料分野へ展開してきました。
DICグループは、中期経営計画「DIC111」において、今後の新事業の柱の一つとしてヘルスケアの強化に注力してきました。消費者の健康志向を背景にした“食の安全・安心”への関心の高まりから、今後も当社が得意とする藻類培養技術を用いた“食の安全・安心”に注力した食品やサプリメントなどの製品開発を進めていきます。
※機能性表示食品とは、国の定めるルールに基づき企業が自社の責任で科学的根拠を基に製品パッケージに安全性や機能性に関する情報が表示された消費者庁に届け出られた食品です。
以上
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