2020年度入社式 社長式辞要旨

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2020年4月1日

DIC株式会社(本社:東京都中央区)社長執行役員 猪野薫が、本日の入社式において行った挨拶の要旨を下記の通りお知らせします。なお、本年度は新型コロナウィルス感染予防対策の一環として、本社から映像を配信し、新入社員は配属事業所で参加する形態をとりました。

皆さん、入社おめでとうございます。本日は、84名の新入社員を迎えることができました。数ある選択肢の中で、DICグル-プを選んでいただき、大変嬉しく、深く感謝するとともに心から歓迎します。

DICグループは、今年創業112 周年を迎えました。印刷インキを中心に、その原料となる有機顔料と合成樹脂に派生し、これら3つの事業を柱として発展させてきました。今年はコロナウィルス感染予防対応として、皆さんには各事業所で入社式に参列してもらうという異常事態となりました。私も皆さんのお顔が直接見えない中でお話しするのが甚だ残念であります。また、同期同士、顔を合わせられない寂しさはあると思いますが、親交を深めるチャンスはこれからいくらでもあります。ともに健康で過ごし、この局面を一緒に乗り越えましょう。

さて、皆さんが今日から企業人として社会に一歩踏み出すにあたり、三つの問いかけをします。「感謝するとはどういうことか」、「企業は誰のためにあるか」、「DICの存在意義とはなにか」です。今後の会社人生の中で、一生懸命考えていただきたいと思います。

会社は、「個人が活躍する場」です。これを実現する経営の在り方として、二つのことが大切だと考えています。まず、働き方改革やダイバーシティを推進することで、意欲や能力のあるすべての個人に対して“活躍の場”を提供すること。次に、「正しいことを正しく行う」企業風土を醸成することです。これらを踏まえて、これからDIC人になるために皆さんに三つのお願いがあります。
一つ目は、「異文化を受け入れる懐の深さと柔軟性を持つこと」
二つ目は、「多様性(異なる性、国籍、意見を持つ人間)とのコミュニケーション能力を身につけること」
三つ目は、「常に“社会から信頼されるDICブランド”を意識すること」です。

皆さん、個の多様性を結集し、素晴らしい会社を一緒に創っていきましょう。本日は、誠におめでとうございます。

以上

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