DIC 天然青色色素「リナブルー®G1」がオーガニック化粧品の欧州統一基準「COSMOS」認証を取得

  • 事業・製品
  • ニュースリリース
2019年9月17日

DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:猪野薫)が販売する藍藻類スピルリナから抽出した天然青色色素「リナブルー®G1」が、 天然素材を使用した化粧品に関する欧州の統一基準である「COSMOS」認証を8月21日付で取得しました。

「リナブルー®G1」は、主に健康食品として使われる藍藻類のスピルリナから抽出した天然青色色素であり、当社は長く食品用途に展開してきました。中東およびアジア地域を主としたイスラム圏で求められるハラル認証も取得しています。近年、化粧品原料について天然志向が高まっていることから、今年5月に開催された化粧品産業技術展(CITE Japan 2019)において、化粧品用途としてご紹介し、好評を得ています。
当製品は、鮮やかな青色の水溶性色素で、抗酸化・抗炎症作用が期待されます。メイクアップからスキンケアまで幅広い用途可能性を秘めた素材として、今後のオーガニック化粧品への展開が見込まれます。

DICグループは、中期経営計画「DIC111」において、サステナビリティや市場への貢献を追求する「社会的価値」と企業の成長と収益性に寄与する「経済的価値」を両立し、“ユニークで社会から信頼されるグローバル企業”を目指す企業像としています。再生可能原料や天然由来原料を用いた製品を社会に提供することで、サステナブルな社会の実現に貢献する所存です。

【参考】COSMOS基準とは
COSMOS基準(COSMetic Organic Standard)は、世界でも厳しい審査水準を持つとされるフランスのエコサート社をはじめ、欧州4カ国(フランス、ドイツ、イタリア、英国)の5団体が2010年に設立したNPOが、世界統一基準を目指して策定したものです。

以上

このニュースに関する
お問い合わせ

  • 電話でのお問い合わせ

    • 報道機関からのお問い合わせ
      コーポレートコミュニケーション部
    • 03-6733-3033
    • お客様からのお問い合わせ
      顔料営業1グループ
    • 03-6733-6219

    PDFファイルの閲覧にはAdobe® Reader®が必要です。お持ちでない方は「Adobe®のサイト」から無料で配布されておりますので、そちらからダウンロードし、ご利用ください。