DIC コベストロジャパンとの合弁会社であるディーアイシーコベストロポリマー社への出資比率を変更

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2018年11月29日

DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:猪野薫)とコベストロジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:米丸公康)は、両社の合弁会社であるディーアイシーコベストロポリマー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中西俊武、以下DCP)の出資比率変更について合意しました。当社が保有するDCPの普通株式30%をコベストロジャパンに譲渡し、譲渡完了後のDCP の出資比率は当社20%、コベストロジャパン80%となります。
株式譲渡・株式取得の実行は関係当局による承認の取得を前提として、2019 年第2四半期を予定しています。

DCPは、2000年6月に発足して以降、当社の既存製品であったPANDEX®を主体に、コベストロジャパンの親会社であるコベストロ社のDesmopan®とTexin®を輸入販売し、熱可塑性ポリウレタン(TPU)のリーディングメーカーとして日本のTPU市場を牽引してきました。基本物性に優れ、環境に配慮したTPUは自動車・家電・通信機器・医療・ヘルスケア・スポーツ用品等の幅広い領域で使われています。

当社は、コベストログループが有する米州・欧州・アジアでの広範なグローバルネットワークを通じて、DCP独自のユニークなTPU製品を幅広く提供し、TPU事業全体の有機的成長に貢献していく戦略に共感し、このたびの株式譲渡に合意しました。
今後も各種事業で培った国内ネットワークおよび強力なブランド力を持つ重要なビジネスパートナーとして、原料供給等において引き続きDCPを支援します。なお、DCPは、製造と技術開発を引き続き当社堺工場内にあるDCP 堺プラントで行います。

以上

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