DICグループ 理科実験授業が「教育応援グランプリ2016」にて金賞受賞 BtoB企業が行う社会貢献活動として高評価

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2017年1月10日

DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:中西義之)とDICグラフィックス株式会社(社長執行役員:谷上浩司)は、当社グループのサステナビリティ活動テーマの一つである「社会との共生・社会貢献」の一環として、2011年より事業所近隣の公立小学校に理科実験授業を提供しています。このたび、当社グループの理科実験授業『絵の具や色鉛筆の色ってなにからできているの?~金属と水溶液から「色のもと」を作り出そう~』が、株式会社リバネスが運営する「教育応援グランプリ2016」で「金賞」を受賞しました。今回の受賞は、昨年の銀賞に続き2年連続となります。

教育応援グランプリは、心から子どもの成長を応援する企業の教育活動を、産業界と教育界の両面から評価し、顕彰する日本で唯一の取り組みです。
本年は、「企業の成長につながる次世代教育活動」をテーマとして、教育活動自体を社内の人材育成やブランディング等の企業価値向上につなげ、子どもとともに企業も成長するしくみを実装しているプログラムが選定されました。次世代教育活動に取り組んでいる約100の企業がエントリーし、事務局により選定されたファイナリスト12社がシンポジウムでプレゼンテーションを行い、教育界や産業界の有識者で構成される審査員の審査により、金、銀、銅の各賞や全体としてのグランプリなどが決定されます。

当社グループが提供する授業は、さまざまな工業製品の色の素となる顔料を合成する実験や、水と油の反発を利用した平版印刷の実験を通し、理科は生活に身近で楽しいものだと、子どもたちに実感させることを目的としています。一方、講師や実験アシスタントを若手社員に務めてもらうことで、実験授業における子どもたちとのコミュニケーションやプレゼンテーションの工夫を通して、社員の育成につなげています。これらが評価され、ファイナリストに選定されました。
このたびの金賞受賞は、B to B企業である当社グループが、時間やマンパワーというリソースに制約がある中においても、一時の業績に左右されない純粋な社会貢献活動として継続するための方策、仕組みを確立している点が高く評価されたことによるものです。また、当社グループならではの知見や技術を授業に生かしていること、学校のカリキュラムに関連付けることで学校側のメリットも考慮している点も高評価につながりました。

当社グループは、ブランドスローガンを「Color & Comfort」とする企業として、色彩の文化と快適な暮らしの向上に貢献するため、今後も、サステナビリティ活動の一環として、色彩にかかわる実験授業を継続していく所存です。

以上

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