DIC 千葉工場に新技術棟を建設 ポリマ製品の最先端分野の技術開発を促進

  • 経営・IR
  • ニュースリリース
2016年4月12日

DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:中西義之)は、ポリマ製品の次世代および最先端分野の技術開発を促進するために、千葉工場(千葉県市原市)内に技術棟を建設しました。従来の実験棟が老朽化したのを機に建て替えたものですが、エレクトロニクスや自動車市場向けなどの機能性材料の開発を加速させることを目的とし、2月より稼動を開始しました。社内プロジェクトやオープンイノベーションによる外部リソース活用も見据え、協業のためのオープンラボスペースを確保するなど、大型テーマにも対応できる施設となっています。

千葉工場は、1962年10月に操業を開始し、現在は各種ポリマ製品(アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂など)を生産する関東地区の主力工場です。旧技術棟は、操業時より長きにわたり、当社の主力ポリマ製品の研究開発を担ってきましたが、今後はその役割を発展させ、最先端材料、複合材料など高付加価値製品の開発を加速していきます。

当社グループのポリマ事業は、先に発表した中期経営計画「DIC108」の中で、「戦略製品群に経営資源を集中投入し、成長用途を中心にグローバル化を加速する」との方針を掲げています。汎用樹脂や現地ニーズに対応した製品開発は、タイや中国のポリマ技術センターを中心に行い、国内では、最先端設備の導入も進めながら、高性能・高機能性ポリマ材料と将来のニーズに必要なソリューションの開発などに取り組んでいきます。
当社ポリマ事業では、国内外技術拠点の役割を明確にした中で、効率的な製品開発を進め、DIC108最終年度となる2018年には営業利益を2015年比で17%増加させる所存です。

以上

このニュースに関する
お問い合わせ

  • 電話でのお問い合わせ

    • 報道機関からのお問い合わせ
      コーポレートコミュニケーション部
    • 03-6733-3033

    PDFファイルの閲覧にはAdobe® Reader®が必要です。お持ちでない方は「Adobe®のサイト」から無料で配布されておりますので、そちらからダウンロードし、ご利用ください。