DIC 埼玉工場が「平成28年度埼玉安全衛生表彰」において「埼玉労働局長奨励賞」を受賞 最先端のメンタルヘルス向上策「健康いきいき職場づくり」の取り組みが高評価

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2016年7月13日

DIC株式会社(社長執行役員:中西義之)埼玉工場(埼玉県伊奈町)は、厚生労働省埼玉労働局が授与する「平成28年度埼玉安全衛生表彰」において「埼玉労働局長奨励賞」を受賞し、7月5日に表彰を受けました。この賞は、安全衛生に関する水準が良好で、改善のための取り組みが他の模範と認められた埼玉県内の事業場を表彰するものです。今回の受賞は同工場の従業員が一体となり推進してきた、最先端のメンタルヘルス向上策「健康いきいき職場づくり」を導入し、実践したことが高く評価されたものです。

授賞式後の様子
授賞式後の様子

左:DIC(株)埼玉工場長 入間川伸一 右:厚生労働省埼玉労働局長 田端一雄様

当社グループでは健全な企業活動を目指す取り組みの一環として、「からだの健康」同様に「心の健康」の増進を積極的に図っています。従来、メンタルヘルスの取り組みでは不調者への対応を中心に行っていましたが、同工場ではアプローチ方法の転換を図り、不調者を出さないための最新理論に基づいた取り組みである「健康いきいき職場づくり」を2014年から導入しています。この新たな取り組みを有益なものとするために本理論を共同で開発した公益財団法人日本生産性本部と東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野が進める「健康いきいき職場づくりフォーラム」に参画しながら活動を進めています。

同フォーラムは、「健康いきいき職場づくり」の概念と具体的方策を国内に広く普及し、これを通じた働く人の心身の健康増進と企業の生産性向上の支援を目的としています。本活動は、職場のメンタルヘルスの一次予防(メンタルヘルス不調者を出さない)の新しい枠組みとして、いきいきした社員および一体感のある職場づくりによって、不調者を発生させないというポジティブなメンタルヘルスの実現を目標とし、社員がいきいきと仕事に向かう様子など、本来人が持つ働く意欲を指標とします。また、職場の社会的心理的資源に注目して、職場における個人の尊重、職場組織が持つ公正さや人を支援する力などを充実させることも目指しています。

埼玉工場 健康いきいき職場の理論モデル

活動の推進にあたっては、労使共同による「健康いきいき職場推進委員会」を設置し一体感の醸成に努めるとともに、3つの分科会を設置することで強力な推進体制を構築しました(心とからだの健康づくり、いきいき環境づくり、にぎ「WA」いづくり)。また、活動を推進していく過程で同フォーラムから2014年に優良組織として「健康いきいき職場スターター認証」を取得しています。

同工場は、今回の受賞をばねにして、更なる生産性向上を目指していく所存です。

以上

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