DICグループ理科実験授業が「教育応援グランプリ2015」にて銀賞受賞 地域とのネットワーク構築と社内の人材交流につながる点が高評価
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DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:中西義之)とDICグラフィックス株式会社(社長執行役員:谷上浩司)は、当社グループのサステナビリティ活動テーマの一つである「社会との共生・社会貢献」の一環として、2011年より事業所近隣の公立小学校に理科実験授業を提供しています。このたび、当社グループの理科実験授業『絵の具や色鉛筆の色ってなにからできているの?~金属と水溶液から「色のもと」を作り出そう~』が、株式会社リバネスが運営する「教育応援グランプリ2015」小学生部門で「銀賞」を受賞しました。
教育応援グランプリは、教育界だけでなく産業界の視点も取り入れ、企業の次世代教育活動を多角的に評価する日本で唯一のグランプリであり、企業が研究活動支援や体験教室などを通して、知識や技術を伝えるとともに、未来に新たな可能性と夢を感じさせる機会を提供するプログラムを表彰するものです。次世代教育活動に取り組んでいる約100の企業から、事務局により選定されたファイナリスト10社がシンポジウムでプレゼンテーションを行い、教育界や産業界の有識者で構成される審査員の審査により、部門ごとに金、銀、銅の各賞や全体としてのグランプリなどが決定されます。
当社グループが提供する授業は、さまざまな工業製品の色の素となる顔料を合成する実験や、水と油の反発を利用した平版印刷の実験を通し、理科は生活に身近で楽しいものだと、子どもたちに実感させることを目的としています。一方、講師や実験アシスタントを若手社員に務めてもらうことで、実験授業における子どもたちとのコミュニケーションやプレゼンテーションの工夫を通して、社員の育成につなげています。
このたびの銀賞受賞は、授業内容に独自性があり、子どもたちに身近な題材であることに加えて、事業所近隣で活動を行うことによる地域とのネットワーク構築、講師やアシスタントを技術・営業・補管の部門をまたがるメンバーで構成したことによる社内人材交流、会社が社員を正式な業務として参加させている点などが高く評価されたことによるものです。
当社グループは、経営ビジョン「Color & Comfort by Chemistry- 化学で彩りと快適を提案する」を掲げる企業として、色彩の文化と快適な暮らしの向上に貢献するため、今後も、サステナビリティ活動の一環として、色彩にかかわる実験授業を継続していく所存です。
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