タイにポリマ技術センターを設立 アジアパシフィック地域におけるポリマの技術活動強化・効率化を目指し

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2015年1月6日

DIC株式会社(本社:東京都千代田区、社長執行役員:中西義之)は、成長著しいアジアパシフィック地域(日本・中国を除く:以下AP地域)において地域顧客の要望に合わせた製品の改良、提供することを目的に、タイに「ポリマ技術センター アジアパシフィック」を設立します。同センターは、ポリマ事業のグローバル展開を支える技術活動拠点のひとつとして2015年上期の開業を目指します。

AP地域におけるポリマ市場は、経済の発展に伴い年々成長を続けており、中国に続く大型市場として注目されています。

同地域で当社グループのポリマ事業では、Siam Chemical Industry Co., Ltd(タイ・以下SCI)とP.T. Pardic Jaya Chemicals(インドネシア)、DIC Epoxy(Malaysia)Sdn.Bhd.(マレーシア)を中心に日本から技術フォローを行いながら事業展開しており、現地ユーザーや当社グループ企業に製品を供給しています。当社では、同地域をフォローする技術センターを設置し、投資やリソースの集中化を進め、市場要求に迅速に対応する体制を整え、現在注力しているポリマ製品の海外での拡販を加速していく考えです。また、同センターでは、同地域の技術者を対象とした人材育成も同時に進めることで、AP地域における当社グループの技術力向上、さらには将来のグローバルスタッフの育成につなげていきます。

同センターは、バンコク近隣エリアのサムトプラカーン県バンプー工業地域にあるSCIの工場内に設置します。同工場は国際空港も近いため、グローバルユーザーやターゲット市場へのアクセスが良く、先に設立されたチョンブリー県アマタナコン工業団地にある印刷インキ技術センターや地域統括会社のDIC Asia Pacific Pte Ltd(シンガポール)とも連携が取りやすいなどのメリットがあります。

今後、同センターは旺盛な需要が見込まれるAP地域において、技術部門のコントロールタワーの役割を担い、地域顧客の要望に合わせたテーマを順次実施していきます。

当社グループは今後、さまざまな事業で技術拠点の整備、充実を図り、現地に密着した製品改良を強化していくことで、グローバルに顧客の信頼をさらに高めていく所存です。

以上

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