障がい者雇用を推進するうえで重要なキーワードとなっているのが「ダイバーシティ&インクルージョン」だ。今、ダイバーシティ(多様性)を経営に取り入れたいと表明する企業は多いが、多様性だけでは、法定雇用率の達成がゴールとなってしまう。就労環境やその個性や能力を活かす仕組みを整えておかないと「受容・活用」を意味するインクルージョンには届かない。そこで、DICエステートでは、こうした「ダイバーシティ&インクルージョン」を組織マネジメントの基本理念と位置づけ、社員の職域の拡大と職責の向上を図り、成長を促す仕組みをつくり上げている。