パッケージのリサイクル性向上ソリューション~インキの低有害化~

パッケージのリサイクル化を推進するにあたり、インキの有害性が障壁になっていませんか?

インキに塩素が含まれているせいで、 リサイクルでの熱処理工程・焼却時に 有毒な塩素系ガスが発生してしまう・・・

当社独自の顔料分散技術、配合処方技術により、塩素系樹脂を含まない裏刷りラミネート用グラビアインキを実現し、パッケージのリサイクル推進に貢献します。

原理

高い品質が求められるパッケージ用インキでは、塩酢ビ樹脂による顔料分散性付与と塩素化PP添加によるOPPフィルムへの密着性付与が必須でした。当社の顔料分散技術と配合技術は、インキの印刷品質と塩素フリー化の両立を可能にします。

顔料分散技術

ハンセンの溶解度パラメーター(HSP)を活用した流動性制御技術、分散条件の最適化による顔料の粒子径制御技術を用いることで、非塩素系の樹脂でも良好な顔料分散性を達成。

配合処方技術

非塩素系インキに即した樹脂設計と添加剤配合により、塩素フリー化で損なわれる基材への密着性や後加工適性、印刷適性などパッケージの要求性能を具備したインキを実現。
パッケージのリサイクル性向上ソリューション~インキの低有害化~

上記の技術により、既存インキ(塩素系インキ)と比較して濃度・色相・物性・印刷品質がほとんど変わらないため、既存インキをそのまま置換してご使用いただくことが可能になります。

想定される用途などの詳しい情報はこちら