顔料製品の関税サーチャージ制に基づく価格改定について
- 事業・製品
- ニュースリリース
DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:池田尚志)は、DICグループが取り扱う顔料製品のうち米国で生産される製品について、2025年6月1日出荷分より、関税サーチャージ制に基づき価格改定することを決定しましたので、お知らせします。
DICグループは、米州、欧州、アジアにおいて顔料業界で最もバランスの取れた生産拠点体制を有しており、このサプライチェーンネットワークを活かして顔料製品のコスト削減に鋭意取り組んでまいりました。しかし、本年4月に新たに導入された米国の関税措置※は、顔料生産に必要な基礎化学品、原材料、設備装置並びにサプライチェーン管理に係るコストに重大な影響を及ぼし、なかでも米国で製品を生産するために必須となる中国をはじめとする各国からの輸入品へのコスト影響は避けられず、自助努力で吸収することが極めて困難な状況となります。
このような状況下、当社グループは今後の製品の安定供給と事業継続を図るため、実際に適用となった税率を反映した関税サーチャージ制に基づく価格改定を実施することを決定しました。価格改定の概要は下記の通りです。
記
対象製品 : 米国で生産される顔料製品*
サーチャージ額 : 適用税率に基づき計算のうえ、個別にご連絡致します
実施時期 : 2025年6月1日出荷分より
*対象製品については下記【お客様からのお問い合わせ】よりご確認ください
※米国の関税措置について:4月初旬に米国が輸入品に対する広範な関税措置を発表。状況は依然として流動的であるものの、現時点でほとんどの国に対して10%の追加関税が課せられ、特に中国からの輸入品に対する関税は100%を超えるまでに上昇。これに対し、中国は報復措置として米国からのほぼすべての輸入品に125%の関税を課すことを発表
以上
このニュースに関する
お問い合わせ
-
WEBでのお問い合わせ
-
-
電話でのお問い合わせ
-
- 報道機関からのお問い合わせ
コーポレートコミュニケーション部 - 03-6733-3033
- お客様からのお問い合わせ
カラーマテリアル製品本部
顔料営業グループ - 03-6733-6157
- 報道機関からのお問い合わせ