DICグループの「サステナビリティ指標」を設定 ー全ての事業を対象に「環境負荷の低減」と「社会への貢献」を測るものさしとして活用ー

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2020年7月6日

DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:猪野薫)は、化学メーカーとして様々な社会課題に対する解決策を提供することで持続可能な社会の実現に取り組んでいます。この度、当社は実現に向けた具体的な取り組みとして、DICグループの「サステナビリティ指標」を設定しましたので、お知らせします。

当社は、中期経営計画「DIC111」において、利益貢献につながる「経済的価値」と社会貢献につながる「社会的価値」が両立する事業領域の確立を目指しています。今回策定した「サステナビリティ指標」は、廃プラスチック問題などに代表される社会課題に対し、当社が為しうる「社会的価値」を客観的に示すものさしとして用いられるものです。
具体的にはバリューチェーンにおける原料調達から製品出荷までにかかる「環境負荷の低減」と、製品出荷から使用後までに果たす「社会への貢献」の2つの要素を同時に評価することで、当社の事業及び製品が「社会的価値」の向上につながっているかを全てのステークホルダーに客観的且つ分かりやすく示すことが可能となります。

当社では既に食における社会への貢献をテーマに、「脱プラスチック」、「フードロス削減」、「食の多様化・バリアフリー」などにつながる技術及び製品の開発に率先して取り組んでいますが、今回設定したサステナビリティ指標を通じて、こうした社会への貢献に重点化した事業ポートフォリオへの転換を一層促進していきます。

今後は、当社の全ての事業が「サステナビリティ指標」の評価対象となり、各事業の評価を行ったうえで、2022年度からの次期中期経営計画においてグループの目標値を設定することを検討中です。

当社では、これまでもサステナビリティに関する積極的な活動が高く評価されており、代表的なものとして「ダウジョーンズサステナビリティインデックス アジアパシフィック(DJSI AP)」の構成銘柄に5年連続採用されるなど、国内外のESG投資の構成銘柄に選ばれています。これからも「サステナビリティ指標」の運用を通じて、バリューチェーン全体における当社のリスクと機会を特定し、的確な対策を進めることで、世界的な取り組みである「持続的な開発目標(SDGs)」の達成に貢献し、「社会から愛され、尊敬される会社」を目指してまいります。

「サステナビリティ指標」の詳細につきましては、明日発行予定の「DICレポート2020(統合報告書)」に掲載されますので、合わせてご確認ください。

以 上

■DICレポート(統合報告書)関連ページ

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