DIC 世界的に代表されるESG投資指標「FTSE4Good Index」および「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に初選定

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2019年2月4日

DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:猪野薫)は、世界的に代表されるESG(環境、社会、ガナバンス)投資指標のひとつである「FTSE4Good(フィッチ・フォー・グッド) Index」および同指標の日本企業で構成される「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に初選定されました。

「FTSE4Good Index」は、英ロンドン証券取引所グループの100%子会社であり、商標「FTSE Russell」で事業を展開するFTSE International社が2001年から発表しているESG投資インデックスです。同社は、情報信頼性や市場透明性を担保すべく、企業が公表するESGに関するマネジメントや取り組み実績に関する情報を使用し、同社独自のESGレーディング※に基づいて評価します。

昨今、ESGが株価に影響を与えるという考え方が世界的に広まり、機関投資家をはじめとした金融市場は、企業のESGへの取り組みについてますます大きな関心を寄せています。現在、欧米の年金基金をはじめとした機関投資家は、企業のESGへの取り組み有無を投資ガイドラインに組み込んでいます。日本においても、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、長期的な運用リターンを向上させるためESGの要素を考慮した投資を推進しており、日本企業を対象としたESG指数「FTSE Blossom Japan Index」」、「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」、「MSCI日本株女性活躍指数(愛称はWIN)」、「S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数」を採用しています。

当社グループは、人権や税務に関する方針を策定したことや、購買およびレスポンシブルケア活動に関する情報開示の充実化が評価され、このたびの初選定に至りました。これにより、当社グループは、3つの世界的に有名なESG投資インデックス「MSCI ESG Indexes」、「Dow Jones Sustainability Indices(DJSI)」(当社はDJSI アジアパシフィックに採用)、「FTSE4Good Index Series」すべてに採用されたこととなります。加えて、GPIFが採用する4つのESG投資インデックスへの採用も果たします。

当社グループは、ESGに関わる活動を重視し、2018年1月よりESG部門を新設しました。サステナブルな社会を実現するためにはESGの視点が必須であるとの考えのもと、世界で約170社のグループ企業とともに事業に取り組んでいます。ブランドスローガン「Color & Comfort」を掲げる企業として、引き続き事業活動と連動したESGに対する取り組みの強化と開示を進めながら、「サステナビリティ基本方針」に基づきESGに関する社会の要請を的確に把握し、持続可能な社会づくりに貢献していきます。

以上

※)ESGに関する分野(気候変動、水、生物多様性、汚染・資源、健康・安全性、労働基準、人権・コミュニティ、消費者責任、腐敗防止、納税透明性、リスクマネジメント、コーポレートガバナンス)における14テーマについて300以上の項目からなる。

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