DIC 韓国に、TFT液晶の分析および評価を行う「ファインケミカル技術センター」を設立
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2018年5月30日
DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:猪野薫)は、テレビなどに使用されるTFT液晶材料の分析および評価などを目的として、「ファインケミカル技術センター 韓国」を設立しました。2017年2月に開業していますが、新たな評価設備などを導入することで、2018年4月から本格的に稼動を開始しました。
当社グループは、テレビ向けTFT液晶において、長年培った技術とグローバルに豊富な実績を有しています。2016年からは、国内に加えて中国での生産も開始し、BCPの観点からも供給体制を整えました。
TFT液晶は、テレビの販売台数が減少しつつも大型化による面積拡大により、需要は堅調に推移しています。一方、有機ELの台頭や量子ドット、マイクロLEDといった次世代技術の新出により、フラットパネルディスプレイ(FPD)業界は大きな変革期を迎えています。
このたび、主要需要地の一つであり、FPD市場の最先端分野を牽引する韓国に設立することで、4Kおよび8Kといった製品トレンドをいち早く捉え、解像度アップや輝度向上、色域拡大といった市場からの要求に材料メーカーとして応えていきます。
当社グループでは、今年で最終年を迎える中期経営計画「DIC108」の中で、液晶材料事業を成長牽引事業と位置付けています。今後も高い技術力と製品力を通じて顧客の信頼を得ることで、新規参入メーカーとの差別化も図り、市場シェアの拡大を目指します。
以上
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