DIC DICプラスチック社が、軽くて涼しい産業用ヘルメット「涼神(りょうじん)シリーズ」を開発 夏場の工事作業を快適にする画期的な新製品
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DICグループにおいて、安全資材や容器資材、医療資材などプラスチック成型品の製造販売を担うDICプラスチック株式会社(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役社長:豊嶋潤一)は、夏場の工事作業を快適にする、軽くて涼しい通気孔付き産業用ヘルメット「涼神(りょうじん)シリーズ」を開発し、2月22日より販売を開始しました。
建設業界においては、震災の復興需要やインフラ設備の更新、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた建設需要など、今後も公共工事は堅調に推移すると予測されています。一方、作業従事者の高齢化や人材不足、熱中症予防への意識の高まりなどを背景に、就労環境の改善が望まれています。
DICプラスチック社では、上記の観点から工事作業の快適化を目的に、産業用ヘルメットの軽量化および通気性向上について研究開発を進めています。このたびの新製品は、当社グループが有する成形加工技術と配合技術を駆使することで、軽量化を目的とした本体の薄肉化と安全性を両立させました。従来製品同様に、安全性に関する国家規格(※)を取得するとともに、薄肉化により約17%重量を削減した業界トップクラスの軽量ヘルメットです。また、装着時にヘルメットの内部にこもる熱をスムーズに排出するために、給気孔を額の位置に設置したフロントベンチレーションを採用し、前頭部から後頭部の排気孔に効率良く通気することで清涼感を高めています。
同シリーズでは、遮熱材料を本体樹脂に練り込んだ遮熱タイプも取り揃えました。基材自体に遮熱性能を持たせることで、塗装工程が不要になるばかりでなく、塗装方式で課題であった、塗装剥がれによる外観不良や遮熱効果の低下、有機塗料による本体の劣化などを解決することができます。塗装方式と同等レベルの遮熱性能を長期間にわたり維持できる画期的な製品です。
DICプラスチック社では、さらに強度と軽さ、通気性とフィット感を同時に兼ね備える新ヘッドバンド「EG3」を開発し、涼神シリーズに標準装備します。なお、その他の製品についても、7月より順次「EG3」への切り替えを予定しています。
新シリーズをラインナップすることで、通気孔付きヘルメットにおいて2018年までに売上高2億円を目指します。
型式 | タイプ | 重量 | カラー |
---|---|---|---|
AA16-FV (フロントベンチレーション) |
320g ライナー付き340g |
8色 | |
AA16 | 320g ライナー付き340g |
8色 | |
AA16-FV (フロントベンチレーション) |
ヒートバリア(遮熱) | 330g ライナー付き350g |
遮熱ホワイトのみ |
AA16 | ヒートバリア(遮熱) | )330g ライナー付き350g |
遮熱ホワイトのみ |
AA16-FV/AA16(8色)
AA16-FV/AA16ヒートバリアタイプ(遮熱ホワイトのみ)
(※)安全性に関する国家規格
厚生労働省の保護帽規格「飛来・落下物用」と「墜落時保護用」に適合する両検定に合格しています。
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