DIC CDPによる「気候変動への対応に関する評価」で高評価 2016年調査においてリーダーシップレベルの「A-」を獲得
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DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:中西義之)は、非営利団体CDPが行っている気候変動への取り組みに関する調査において、温室効果ガスの排出削減や情報開示の活動が高く評価され、最上位の“リーダーシップ”レベルに位置付けられる最高スコアのAに次ぐ「A-」(Aマイナス)と認定されました。本年度の調査では、グローバル大手企業約5,500社(内、日本500社)を対象に質問状が送付されています。
今回の評価ではスコアごとに4段階のレベルが設定され、「リーダーシップ」は「情報開示」、「認識」、「マネジメント」をクリアした上で位置付けられる最上位レベルで、その中の評価でAまたはA-に認定されます。日本企業では81社(内、A22社A-59社)がリーダーシップレベルに位置付けられ、素材セクターの最高スコアは「A-」(8社)でした。
昨今、企業の中長期的な成長やリスクを、ESG(環境・社会性・ガバナンス)などの「非財務情報」から評価、投資する手法が存在感を増してきています。これに合わせCDPをはじめとする第三者による非財務情報に対する評価が、企業価値を測る重要な要素の一つとなっています。
CDPは、2000年に英国で発足し、2003年からは機関投資家の賛同を得ながら温室効果ガスの排出など気候変動問題に対する企業の取り組みや環境情報の収集・分析を行い、その評価結果を世界に公表しています。現在では、100兆USドルを超える資産を持つ800社以上の機関投資家がCDPに賛同し、気候変動への取り組みに関連する情報開示を求める署名を行うなど、グローバルに影響力を持つ企業評価プログラムの一つとなっています。
当社グループでは、ステークホルダーの信頼を一層高め、企業価値の向上を追求するための取り組みの一環として「地球環境・生態系・社会経済システムなどに配慮し、持続的な発展に向けた取り組みを推進」することを中期経営計画「DIC108」に掲げています。
当社グループは、引き続きサステナビリティ活動を一層強化しながら、化学で彩りと快適を提案するグローバル化学メーカーとして、地球環境の保護や、安全で安心して生活できる豊かな社会づくりに貢献していくとともに、ステークホルダー(顧客、取引先、地域社会、株主・投資家、社員など)から期待される価値の提供に努めていく所存です。
以上
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