紙に耐油性,耐⽔性を付与できるコーティング技術

  • 紙容器の弱点である油や⽔の染込みをコーティングだけで防⽌することができます。
  • ⾷品に直接接触可能な安全性の⾼い材料で設計したコーティング剤をご提供します。
  • プラスチック包材から紙包材へシフトを可能にし、プラスチック使⽤量の削減に貢献します。

原理

紙は繊維の隙間が多いため、食品包装容器に適用するには、ニスを塗工した耐油紙、耐水紙を使用する必要があります。一般的なニスでは食品直接接触用途に適用できず、さらに長期間の油や水との接触で塗膜の膨張によるクラックが発生し、そこから油や水が浸透してしまう課題がありました。
当社は食品直接接触可能な材料のみを使用しているにも関わらず 、従来のニスに比べて塗膜の造膜性を高め、強度を上げることで油、水での塗膜の膨張を防ぐことに成功。これにより、クラックを発生せず、長期間にわたり油と水の浸透を防止することができる特殊なコーティング剤を開発しました。

紙に耐油性,耐⽔性を付与できるコーティング技術
試験条件:⽔を垂らして30分後にふき取り、表⾯を拡⼤写真で観察
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