特集化粧品用顔料

豊かな色彩と高い安全性で、コスメティックの世界に貢献

色材に求められる高い安全性と品質管理

リップ

顔料

化粧品は「より美しく健康的に」と願う人々に喜びを提供し、ファッションや文化の発信源となって社会に豊かな彩りを与えています。その製品価値を左右するのが「色材」と呼ばれる着色料です。色材は「有機・無機顔料、染料、天然色素」に大別され、メイクアップ化粧品(口紅、マスカラ、アイシャドーなど)やベースメイク(ファンデーション、コンシーラーなど)など幅広く使われています。

色材は、鉱物や植物由来のもの、合成品など多岐にわたっており、含有量によっては深刻な肌トラブルにつながる重金属などの懸念があります。そのため多くの国や地域で安全基準を設けて法規制の強化に取り組んでいます。

今後も新興国の人口増加や経済成長によって化粧品の需要拡大が見込まれることから、消費者が安心して粧う喜びを享受するため、化粧品に関わる事業者には法規制の遵守や安全性の確保はもちろん、サプライチェーン全体での啓発も望まれます。

各国・地域の安全基準・法規制に適合した豊かな彩りを

DICの取り組み

コンフォートライフ

安全・安全

利便性の向上

世界トップクラスのサンケミカル化粧品用顔料

CITE Japan 2015

CITE Japan 2015

CITE Japan 2015
CITE Japan 2015

DICグループのサンケミカル社(本社:アメリカ)は、有機・無機顔料の分野で世界トップクラス(酸化チタンを除く)の実績を誇り、また、真珠のような光沢や金属調の輝きを与える光輝材を取り揃えています。製品が世界有数の化粧品メーカーなどで採用されている理由は、化粧品の色材分野で半世紀以上の歴史があり、この間に培った高度な材料開発や製造技術、色彩に関する知見、各国の法規制や安全基準への迅速な対応力などが高く評価されているからです。

例えば、アメリカではFDA(米国食品医薬品局)が使用禁止物質・含有量・配合・表示などに厳格な基準を設け、化粧品用の色材はすべて当局の規格をクリアしなければなりませんが、サンケミカルの有機顔料は全製品で認証を取得しています。

また、自然志向に応えるオーガニックコスメの分野でも、世界基準といわれる「エコサート(本部:フランス)」の認定を受けた製品を供給しています。

こうした技術力を基盤に、独自の有機顔料および無機顔料、両者を組み合わせたハイブリッド顔料を開発するとともに、重金属の含有量低減も推進した幅広い製品ラインナップが口紅、アイシャドー、ファンデーション、マニキュア、ヘアカラー用など多岐にわたる分野で使用されています。

  • 「 エコサート(本部:フランス)」:ヨーロッパで規定されているオーガニックの基準を満たしているかを検査し、認定を行う第三者機関。

化粧品用顔料のラインアップ
化粧品用顔料のラインアップ

DICとの連携強化で市場の拡大・製品力の強化へ

DICとサンケミカル社は1986年の買収・子会社化以来、様々な分野で協力関係を築いてきました。しかしさらなる成長を図るには、DICとの連携強化によるシナジー効果を発揮することが重要と考え、2016年1月よりDIC製品本部に化粧品用色材の専任組織を発足。2016年2月に公表した中期経営計画「DIC108」(2016~2018年)でも化粧品用顔料を成長分野の柱と位置づけました。そして、日本や新興国など未開拓市場への進出、パーソナルケア(ボディケア、スキンケア、ヘアケアなど)分野への製品展開も図りながら、サンケミカル製品の拡販に努めています。

KEY PERSON of DIC

ファインケミカル製品部門 顔料製品本部 顔料企画担当部長 秋山 義成

将来は日本発の化粧品用顔料を世界市場へ

新興国で化粧品の法規制が厳しくなると、安全で高品質のサンケミカル製品への注文が急増して供給が追いつかず、米国・英国工場での生産能力の増強を図っています。また私たちの使命は化粧品用顔料事業のグローバル展開の促進であり日本での事業展開もその一つ。将来は技術開発でもDICとサンケミカルが共同で日本独自の化粧品用顔料を開発し、世界へ波及させていければと思っております。

ファインケミカル製品部門 顔料製品本部 顔料企画担当部長 秋山 義成

顔料製品本部 顔料第一営業部 担当課長 大平 学

「化粧品の顔料といえば、DIC」と言われるほどに

DIC 独自の化粧品用顔料のバリューチェーンをゼロから構築するつもりで、マーケティングやセールス活動を行っています。私たちのお客様は、大手の化粧品メーカー様だけでなく、顔料に機能性を加える加工メーカー様、OEMで化粧品を製造するメーカー様など様々です。そんなお客様のニーズにお応えし、「化粧品の顔料といえば、DIC」と言っていただけるようになりたいです。そのために地道な営業活動だけでなく展示会やマスメディア、インターネットを活用して積極的に売り込んでいます。

顔料製品本部 顔料第一営業部 担当課長 大平 学

顔料製品本部 顔料第一営業部 鮫島 麻里

“Making it Colorful”を胸に販路拡大にチャレンジします

DICの企業スローガンは“Color & Comfort”、「DIC108」では社会に提供する企業価値の一つに“Making it Colorful”を掲げています。これは化粧品の色材がもたらす製品価値とぴったり重なり、なんだか力が湧いてきます。化粧品はDIC が扱ってきた製品分野としては異色ですが、消費者には身近な存在だけに、サンケミカルブランドの知名度を高めることでDICにさらに親しみを感じていただけるはずです。私も化粧品を使うユーザーの視点を大切に、販路拡大にチャレンジしていきます。

顔料製品本部 顔料第一営業部 鮫島 麻里

Message from Sun Chemical

Global Director Cosmetics Bart Vanderbiest

Not just a pretty face

世界各国の法規制の強化や、リップ・ネイル関連製品を中心としたスタイルの多様化によって、より品質の高い有機顔料の需要は世界的に二桁成長を遂げています。私たちサンケミカルDICグループでは、化粧品業界のこうした流れを受けて、長期的視野に立ち、様々な取り組みを行っております。
私たちは“Not just a pretty face”というコンセプトで、従来のメイクアップ用途だけでなく、しわ消し効果など、様々な機能を備えた体質顔料や無機顔料、光輝顔料、染料、さらにはスキンケア、トイレタリーなどで使いやすい表面処理顔料などをご提案します。
我々の化粧品色材事業を支えるアメリカと英国の生産拠点の増強が完了したことで、これからもめまぐるしく進化し続ける化粧品市場において、お客様にさらなる付加価値を提供し続けることをお約束いたします。

Global Director Cosmetics Bart Vanderbiest

サンケミカルグループ化粧品チーム(In-Cosmetics Paris, 2016)<
サンケミカルグループ化粧品チーム(In-Cosmetics Paris, 2016)

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