水質源の管理

主な取り組みの目標と実績

取り組みの視点
・課題など
2017年度 目標 2017年度 実績 評 価 2018年度 目標
事業活動に関する水リスクの把握と水資源の有効利用 ・取水、使用、排水に関するデータの一元化
・水リスク評価の実施
・GRIガイドラインに基づき、取水源および排水先ごとの把握を実施した
・生産数量の75%を占める世界38ヶ所の事業所で初期的な水リスクを分析した
★★
★★
・取水、使用、排水に関するデータの一元化の更なる推進
・水資源の保全と有効利用の促進
  • 「評価」は、進捗度に関する自己評価によるものです。[ 評価マークについて ] ★★★…非常に良好 ★★…順調 ★…要努力

基本的な考え方

DICグループでは、事業活動に関する水リスクを把握し、水資源の有効活用に取り組んでいます。

水資源の管理

水リスク評価MAP
水リスク評価MAP

地球上で利用可能な淡水は水資源全体の0.01%程度といわれ、水資源の節減・管理は世界共通の重要課題です。DICグループは、生産工程・空調・飲用などに上水・工業用水を取水し、国・地域の規制と同等以上の自主基準を設けて浄化処理し、河川等に排出しています。総合研究所(千葉県)では浄化した排水を回収し、研究中水として再利用することで排水においてゼロエミッションを達成し、水資源への負荷低減に努めています。また、使用した水のリユース・リサイクルも推進しています。
2017年度も引き続き工程改善や情報共有、取水・使用・排水に関するデータの一元化などを推進しました。2017年度の、国内DIC グループ(DIC を含む)の取水量は32,327 千m³(前年度比5.9%増)、海外グループの取水量は8,981千m³(前年度比18.5%減)、DICグループ全体の総取水量は41,308千m³(前年度比0.5%減)となりました。また、DIC グループ全体の総排水量は38,822千m³(前年度比3.3%増)となりました。
DICグループでは、水のリスクと管理に関わる取り組みを推進するため、2017年度からGRIガイドラインに基づく取水データの収集を開始するとともに、水リスク評価に関するツールを用いて生産数量の75%を占める世界38ヶ所の事業所で初期的な水リスクを分析しました。また、管理レベルの向上を目的に、水のリサイクル量に関する実態調査を開始しました。今後もこれらの取り組みを拡充しながら貴重な水資源の保全と有効利用を促進していきます。

  • 国際NGOのGRI(Global Reporting Initiative)が発行する持続可能性報告のための国際的なガイドライン。

TOPICS サイアムケミカル社(タイ)での、排水リサイクルの取り組み

サイアムケミカル社(タイ)での、排水リサイクルの取り組み

サイアムケミカル社では、一日に約243m³の水資源を使用し、その内製品製造に45%の109m³が使用され、残りの55%にあたる約135m³が排水として発生します。同社ではこの排水を水リサイクル装置により処理し再利用を図っています。2016年にはクーリングタワー用として、20m³/hの排水リサイクル装置を設置し、現在1日あたり40~50m³の排水をリサイクルしています。今後も、水資源リサイクルの取り組みを推進していきます。

[ 取水量と排水量の報告範囲について ] 

DICグループ全体の総取水/総排水量

2017年よりデータ集計フォーマットを変更し取水源および排水先ごとの把握を開始しました。水リサイクル量の把握も開始しましたが、計測/計算が難しいことから全量の把握には至りませんでした。今後も引き続き把握の推進を進めます。

取水量(1,000m3)/排水量(1,000m3)

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