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黒いのに、熱くなりにくい!?
安全な自動運転を支える
近赤外線コントロール黒顔料のスゴさ

「冷めてるからこそ、できることがいっぱいあるのでは?」
黒いのに熱くなりにくい、近赤外線コントロール黒顔料。
その技術のスゴさは「遮熱」だけじゃないんです。

黒いのに、熱くなりにくい!?
安全な自動運転を支える
近赤外線コントロール黒顔料のスゴさ

「冷めてるからこそ、できることがいっぱいあるのでは?」
黒いのに熱くなりにくい、
近赤外線コントロール黒顔料。
その技術のスゴさは「遮熱」だけじゃないんです。

 

DIC岡里帆
「近赤外線コントロール黒顔料」篇
(TVCM)

近赤外線コントロール黒顔料は、近赤外線をコントロールして熱の吸収を抑えることで、黒色でありながら熱くなりにくい顔料。熱くなりにくいので、エアコン使用率が下がり、省エネで地球にやさしい効果が期待されています。また、自動車の外装塗料に使用することでセンシング機能の精度向上も期待され、自動運転の分野でも貢献が見込まれます。しかも自動車の塗装材料として深みのある上質な漆黒の色を実現。機能性・審美性を高いレベルで両立する画期的な素材なのです。

冷めてるからこそ、
できることがいっぱいあるのでは?

遠赤外線コントロール黒顔料が叶える3つの願い

あなたの願い

自動車や住宅のエアコン使用量を節約できる

何が「できること」なの?

何が「できること」なの?

黒い顔料の多くはカーボンブラックと呼ばれる主に炭素を主原料とする物質が使用されており、光も熱も吸収しやすいという弱点があります。一方、近赤外線コントロール黒顔料は、分子内の電子が共有されており、赤外線を反射するため、黒色でも光を吸収しにくく、熱くなりにくいという特徴があります。

いま何ができているの?

いま何ができているの?

DICが開発した近赤外線コントロール黒顔料は、これまでカーボンブラック以外では難しいとされてきた深みのある黒やメタリックグレーなどの色も表現することに成功し、「黒らしい黒」を実現。自動車をはじめ、住宅、公共施設などの塗装、プラスチックやレザー素材など様々な用途で「熱くなりにくい黒」として採用が進んでいます。

どんな未来が待っているの?

どんな未来が待っているの?

自動車や住宅の多くでは、塗料によってさらに遮熱効果を高めエアコン使用量を節約することができます。昨今、素材の軽量化やテクノロジーの進化でどんどん燃費向上が進むエコカー。車内の温度も燃費も気にせず誰しもが快適なカーライフを過ごせる未来がくるかも!

社会の願い

より安全・安心なモビリティ社会を実現

何が「ただものじゃない」の?

何が「できること」なの?

昨今、安全で正確な自動運転を実現するためにLiDAR(ライダー)というセンシング技術が注目されていますが、カーボンブラックで塗装された黒い車は光を吸収するためセンシングされにくいという課題があります。しかし、近赤外線コントロール黒顔料は近赤外線の吸収を抑え、LiDARで検知しやすくすることができます。

いま何ができているの?

いま何ができているの?

DICの近赤外線コントロール黒顔料は、自動車の塗装として必要な漆黒性も有し、機能性と審美性を高いレベルで両立しています。LiDARのセンシング技術による車間距離や障害物検知の制度を高め、自動運転を支えるテクノロジーとして活躍が期待されています。

どんな未来が待っているの?

どんな未来が待っているの?

近赤外線コントロール黒顔料の採用が進むことで、自動運転車が車間距離や障害物との位置関係をより正確に把握できるようになれば、いつか運転手が不在の車でも安全な乗り物として広く社会に普及し、誰しもが安心して利用できる未来がくるかも!

地球の願い

リサイクルによりゴミを削減

何が「できること」なの?

何が「できること」なの?

プラスチックのリサイクルにおいても、カーボンブラックで着色されたプラスチックは近赤外線を吸収するため選別されにくいという問題があります。しかし、近赤外線コントロール黒顔料はカーボンブラックに比べて非常に高い近赤外線の反射率を持つため、黒いプラスチックボトルや食品トレーなどの回収品もプラスチックの種類の識別が可能です。

いま何ができているの?

いま何ができているの?

近赤外線コントロール黒顔料を用いたプラスチック容器なら、近赤外線を用いた自動選別機でも正しくポリエチレン、ポリプロピレンなどのプラスチックの種類を選別することができます。分別リサイクルがはかどり、焼却処分となってしまうプラスチックごみを減らすことが可能になります。

どんな未来が待っているの?

どんな未来が待っているの?

近赤外線コントロール黒顔料がより正確なプラスチックの自動選別システムの普及を素材の面から後押しすることで、プラスチックの100%リサイクルを実現できる未来がくるかも!

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世界の60を超える国と地域でグローバルに事業を展開する化学メーカー、DIC(ディーアイシー)。世界トップシェアの印刷インキと有機顔料をはじめとする様々な製品を通して「彩り」と「快適」を提供しています。私たちは化学の領域にとどまらない価値の創造に挑戦し、人と地球の未来をより良いものにしていくことを目指します。

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