2013年6月12日

輸出製品向け安全データシートおよびラベル作成新システム稼動

化学物質関連情報をグローバルで一元管理

DIC株式会社(本社:東京都千代田区、社長執行役員:中西義之)は、2013年4月より、輸出製品の化学物質の組成、海外各国・地域の化学物質関連法規情報などを一元管理し、輸出先の法規・言語に対応する製品安全データシート(SDS/Safety Date Sheet)とラベルの自動作成を可能とする新システム「D-WERCS」(ディー・ワークス)の稼働を開始しました。これにより、製品や原料の輸出などを、コンプライアンスを遵守しながら、より迅速に行うことが可能となります。

化学物質管理の重要性が世界的に高まり、年々厳格化される化学品法規制への適切な対応や、企業が化学物質の安全性情報を収集・管理することの重要度は増しています。当社は、国内向け製品については、自社内で独自に構築した化学物質情報総合管理システム「CIRIUS」(シリウス)を活用し、25万種を超える製品の原材料や化学物質情報の一元管理に取り組んできました。安全保障貿易管理や化審法(化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律)で義務となっている化学物質の製造・輸入・出荷数量届出にも本システムが利用されており、国内法規制を自動チェックしながら均質で信頼性の高いSDSを作成・提供しています。一方で、海外輸出製品については、輸出先国ごとにソフトウェアや外部委託等で対応しており、外部委託を行う場合は出荷までに時間を要していました。

このような状況を受け、このたび当社のノウハウを投入して、欧米のみならずアジアを含めた諸外国の法規にも対応できるよう開発した新システム「D-WERCS」の稼働を開始しました。本システムに、当社が取り扱う化学物質のGHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システムGlobally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals)分類結果や各国の法規情報等、SDSおよびラベル作成に必要な情報をアーカイブし一括管理することで、輸出先の法規に準拠した当該国言語によるSDSおよびラベルの自動作成が可能となります。現在は、当社が製品を輸出している国・地域の19言語に対応していますが、最大46カ国語まで拡張することが可能です。今後は、中国、東南アジアをはじめとする海外関連会社でも本システムの活用を図る予定です。

当社は今後、既存の「CIRIUS」と「D-WERCS」を併用し、国内外のサプライチェーン全体での適切な化学物質管理を行うための情報を顧客に提供していきます。

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