技術報告誌1999年

DlC Technical Review 1999

DlC Technical Review 1999

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巻頭言

  • R&Dは化学企業の生命線

技術開発は企業成長の生命線である。技術による変革が止まった時、企業の成長は止まる。

巻頭言 R&Dは化学企業の生命線 [PDF:208KB]PDF

総説

  1. 顔料表面の化学的性質と分散安定性評価

    顔料の分散は[ぬれ]、[微細化]、[分散安定化]の三つの過程から成っている。これらの中では、分散安定化が特に重要である。分散安定化は主に顔料表面の化学的性質に依存することが多い。化学的性質のうち、分散安定化に関係する測定量およびラメーターについて解説するとともに、実際の顔料表面についての測定量およびパラメーターと分散安定性との関係を説明した。

    総説「1. 顔料表面の化学的性質と分散安定性評価」 [PDF:309KB]PDF

  2. 色彩計測の技術動向

    色彩を品質管理や品質評価等で工業的に扱う場合に色彩の計測は欠かせない技術である。本稿では物体色の物理的計測における測色方法、光学系、測色器等のハード面と表色系や色差式等のソフト面から色彩計測の概要と技術動向について解説し、最近よく見られるメタリック、パール色を測色するのに有効な変角測色法についても解説する。

    総説「2. 色彩計測の技術動向」 [PDF:486KB]PDF

報文

  1. STN-LCD用アジン系液晶の開発

    STN(スーパーツイステッドネマチック)-LCDでは高速応答化が最も重要な課題となっている。この要求を満たすには、屈折率異方性が大きく、液晶(ネマチック)相上限温度が高い液晶材料が必要であった。このため広範囲に電子が共役しているアジン骨格に着目し、ノートパソコン用STN-LCDへの応用を検討した。

    報文「1. STN-LCD用アジン系液晶の開発」 [PDF:826KB]PDF

  2. 半導体封止材に用いられる新規高性能結晶性エポキシ樹脂の開発

    半導体パッケージのJEDEC Level-1グレード(表面実装工程での耐ハンダクラック性規格の最高位)用として、Rosenstoch理論を活用することによって1,5-ジヒドロキシナフタレン(1,5-DHN)型の新規結晶性エポキシ樹脂を開発した。本エポキシ樹脂は、硬化性、耐熱性などの特性がこの分野で先行するビフェニル型エポキシ樹脂よりも優れていた。

    報文「2. 半導体封止材に用いられる新規高性能結晶性…」 [PDF:596KB]PDF

  3. フェノール類とジビニルベンゼンを反応して得られるフェノール樹脂

    フェノール類と、ビニル基を分子中に二個有するジビニルベンゼン(DVB)を用い、フェノール核にビニル基を求電子置換反応させることで、フェノール核間にDVBが架橋した新規構造のフェノール系樹脂の合成検討を実施し、反応機構、構造解析、更にエポキシ硬化剤としての性能評価を行った。

    報文「3. フェノール類とジビニルベンゼンを反応して得られる…」 [PDF:576KB]PDF

  4. LPAの分散粒子径と均一着色性の相関性

    BMC(Bulk Molding Compound)の成形品外観欠陥のひとつとして色ムラが挙げられ、その欠陥のために現状では濃色のBMCの製品化は困難な状況にある。BMCの必須成分である低収縮化剤(LPA)のボイド径に着目し、色ムラとの関係について検討を行った。

    報文「4. LPAの分散粒子径と均一着色性の相関性」 [PDF:4,462KB]PDF

  5. 有機顔料の酸素/紫外線処理による表面改質

    有機顔料の樹脂中での難分散性は、顔料表面の極性が低いことに起因する。そこで、有機顔料表面に官能基を導入し、顔料表面の活性化を図ることを目的として、酸素ガス流通下での紫外線照射による酸素含有官能基の直接導入を検討した。

    報文「5. 有機顔料の酸素/紫外線処理による表面改質」 [PDF:607KB]PDF

  6. コバルト・アミン複合ドライヤーの電子状態と硬化性能

    近年、世界的な環境規制に伴い非鉛系ドライヤーの要望が強まってきている。本研究では、コバルト石鹸と種々のアミン化合物との錯化合物のドライヤー性能を比較すると共に、錯体化されたコバルト金属の電子スピン状態を、紫外・可視吸収スペクトルで特定し、スピン状態と硬化速度の関係を考察した。

    報文「6. コバルト・アミン複合ドライヤーの電子状態…」 [PDF:317KB]PDF

  7. 半透明塗膜の光学濃度解析による新調色理論の確立
    -PCMの半透明調色システムへの応用-

    3層加工型PCM塗料において上塗り層は膜厚が薄く半透明であるため、その分光反射率は中塗り層の影響を受け、CCMによる上塗り層の配合予測が困難であった。そこで2層(上塗り、中塗り)の半透明塗膜の色材を両層合わせて一つの不透明塗膜の色材の混合と考え、PCM塗料のCCMシステムに応用したところ良好な結果を得たので報告する。

    報文「7. 半透明塗膜の光学濃度解析による新調色理論…」 [PDF:527KB]PDF

  8. PMMA/会合性ポリマー系サスペンションのレオロジー

    環境問題への関心の高まりの中、塗料の水性化が求められている。本研究では会合性シックナーおよびこれを水性塗料用エマルションに用いた際のレオロジー的性質について検討を行った。

    報文「8. PMMA/会合性ポリマー系サスペンションのレオロジー」 [PDF:607KB]PDF

  9. 蛍光検出器を装備したHPLC並びにGC/MSによる微量BPAの定量分析

    近年、エポキシ樹脂などの出発原料に利用されるビスフェノールA[BPA]は内分泌攪乱作用が疑われており、これらを用いた各種製品の安全性が問われている。この様な情勢下において、蛍光検出器を装備したHPLC並びにGC/MSによる微量BPAの定量分析法を開発した。

    報文「9. 蛍光検出器を装備したHPLC並びにGC/MS…」 [PDF:778KB]PDF

  10. 膜型人工肺“MENOX”のガス交換能の向上

    膜型人工肺“MENOX”の最適な膜特性を明らかにするために気相/液相系での酸素及び二酸化炭素の透過挙動の定量的な解析を試みた。さらに血液側の境膜層を効率良く破壊するための有効な手段として血流の撹拌の促進及び血流ズリ速度の向上に着目し、(1)中空糸膜の細径化、(2)簾の中空糸打ち込み本数のアップ、(3)簾PET縦糸の細径化の検討を行い、その効果を検証した。

    報文「10. 膜型人工肺“MENOX”のガス交換能の向上」 [PDF:1,823KB]PDF

  11. 紫外線硬化樹脂用多官能アクリレートのGC/MS分析(英文)

    紫外線硬化樹脂に用いられる多官能アクリレート(HDDA、TPGDA、TMPTA、EOTMPTA、GPTA)について、GC/MSにより分析を行った。分子量と構造の解析には、化学イオン化が有効であった。

    報文「11. 紫外線硬化樹脂用多官能アクリレート…」 [PDF:561KB]PDF

新製品/新技術紹介

  • リューコート、パテラコール、ポリライト、ディックシート、HI-VARIE、ダイハートは、DIC株式会社の登録商標です。
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