一人ひとりの個性を活かすために

DIVERSITY

個々の「違い」を受け入れ、認め合い、活かしていく事、を意味する『ダイバーシティー&インクルージョン』は
The DIC Wayで掲げているDICの行動指針のひとつです。
性別や国籍といった属性だけでなく、社員一人ひとりの個性や多様性を尊重し、多様な視点を認めあい、
知恵を出し合いながらより良いものを生み出していく事、を「協働」として行動指針として挙げられています。

働き甲斐の要素

  • #信頼&共感
  • #公正
  • #他への貢献
  • #成長
  • #帰属意識

働き甲斐を感じられるDICの職場像を定義してます。
その実現に向けダイバーシティ/インナーブランディング/コミュニケーション/キャリア支援/帰属意識のチームを構成し社員一人ひとりの働き甲斐向上につながる活動を展開します。

個性を活かすための取り組み

Strength Finerの導入
自身の強みを知る
アセスメントの導入

自分が成果を上げている時の、固有の思考や感情、行動のパターン(一人ひとりの強み)を見える化したアセスメントツールを導入し、個々の社員の強みや資質を見える化することで、自己評価を高め、さらに相手にも知ってもらうことで、相互理解を深め、コミュニケーションの活性化を図っています。

1on1MTG
1on1

自身の強みを知るアセスメントを活用した1on1でのミーティングを2ヶ月に1回実施しています。上司部下の関係の中で、相互理解を深め、業務の進め方やキャリアの方向性などをすり合わせるためのヒントとして活用しています。

記事・eーラーニングでの紹介等、社員への理解推進
記事・eーラーニングでの紹介等、
社員への理解推進

ダイバーシティのホームページや社内で確認できるシステム内に定期的に多様なコンテンツをアップし、全世界の社員へダイバーシティの取り組みや各部署で活躍する社員を紹介しています。

アンコンシャス・バイアス
アンコンシャス・バイアス

各職場で文化の違いを理解し、多様性の受容を促進することを目的とした「アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)」を意識化する取り組みをおこなっています。

心理的安全性を高める
心理的安全性を高める

心理的安全性とは、チームや組織の中でメンバーが誰に対しても恐怖や不安を感じることなく、安心して発言・行動できる状態のことを指します。
「チーム内で何でも言い合え、発言によって人間関係の悪化を招くことがない状態」を各部署でつくることを取り組んでいます。

個性を活かして働く社員

大変な時期を家族とともに乗り越える充実した時間。

大変な時期を家族とともに
乗り越える充実した時間。

生産技術部 生産技術開発グループ
2004年 新卒入社

第2子が生まれた際に育児休暇を取得しました。その当時2歳の長男がおり、まだ手がかかる年頃で、2人の子どもの育児を行なっていくにあたって、両親の育児支援も難しい状況にあったことから、育休を取得させていただきました。さらにその後、第2子に大きい病気が見つかり、回復するまで育休期間の延長もさせていただけました。
突然の延長だったのですが、仕事の引継ぎについて、上司や同じチームのメンバーが積極的に動いてくれました。
出産後は何があるか想定できない中で、充実した育休制度と周りの支えがあった事は、本当に助かりました。
おかげさまで、育児の大変な時期を家族と乗り越える充実した時間を体験できました。

私が就職活動をしていた頃は「ダイバーシティ」という言葉や、男性の育児休暇などは一般的ではなく、就職活動の中で、意識もしていませんでした。グローバルカンパニーであったり、離職率が低いことから、社員を大切にする会社だと思って入社したのですが、想像以上に大切にされていることを実感しています。

個人を見てくれるDICでなら、無理をせずに自身のキャリアも構築できる。

個人を見てくれるDICでなら、
無理をせずに自身のキャリアも
構築できる。

新事業統括本部 新事業統括事業企画部
2006年 新卒入社

個性を活かした働き方という観点で、DICの魅力的な点は、まず、経営の基本的な考え方を定めている「The DIC Way」を世界中の社員が理解できるようにしっかり説明をしている点、また人事制度として働き方の選択肢があり、ワークライフバランスやライフサイクルに併せた働き方ができる点だと感じています。また社外向けのホームページについては些細なことかもしれませんが海外向けに言語の切り替えだけでなく、地域別にコンテンツを設けているところ。本社は日本にありますが、それぞれの国や地域で働いている人やそのお客様に対して向き合おうとする姿勢が見て取れて個人的に共感しています。

私個人としても、産休・育休を取得したのですが、復帰したのがちょうど2020年で、コロナ渦で働き方が大きく変わった時期でした。このような状況下においても出社とテレワークを上手く組み合わせた部署運営に素早く移行し、特にテレワーク時でもコミュニケーション不足にならずに生産性を高められるような工夫がなされていたことが驚きでした。また1on1ミーティングなどを通して、自身のライフプランを実現する上でどのようなステップアップが必要か話し合えることも心強いサポートになっています。私自身、今の業務と並行して、機会があればリスキングとして経済学や環境工学を学びたいと思っています。

挑戦するために選んだDIC。技術と語学で、日本と海外を繋げたい。

挑戦するために選んだDIC。
技術と語学で、
日本と世界を繋げたい。

埼玉工場 パッケージ技術本部 パッケージ技術4グループ
2021年新卒入社 留学生(タイ)

DICを知ったきっかけは、タイ人の先輩から「せっかく博士号を取得するのだから研究開発を大切にする企業に就職したいなら、DIC!」と教えてもらったことです。卒業の1年前まで帰国するか日本で就職するか迷っていました。ここでなら、若手のうちからさまざまなことに挑戦できそう、と感じたことで、就職を決めました。
外国人として、日系会社で働くのは心配しましたが、DICはさまざまな国から外国人社員が沢山おり、入社の際にもサポートが手厚く、感動しました。

入社してすぐの頃は、社内で使われている専門用語や業界用語、略語がわからなくて、困ることもあったのですが、上長や同僚の皆様がいつも丁寧に説明してくれたり、仕事を教えてくれています。時には、簡単な単語やイラストなどを使い、わかりやすく伝えてくれました。
また、DICでは外国人社員が働きやすい環境を整えるため、半年毎に外国人ネットワーク会議を行っています。他にも、e-learningや研修なども豊富で、性別や年齢、国籍、考え方、価値観等さまざまな違いを持つ社員を理解し、個性を活かすことができるような環境が本当に整っています。
今後、技術者としてレベルを高め、DICノウハウを外国籍の後輩たちに指導できる立場になりたいと考えております。また、グローバル規模で、最良の製品を開発し、技術と外国語能力を活かして、日本と海外を繋げるような仕事をチャレンジしたいと考えております。

FOCUS.01女性活躍

TOPICS女性活躍に関する外部評価

NADESHIKO

「なでしこ銘柄」に4年連続で選定

DICは、女性活躍推進に優れた企業として経済産業省と東京証券取引所が共同で主催する「令和2年度なでしこ銘柄」に選定されました。当社が「なでしこ銘柄」に選ばれたのは、4年連続になります。
「なでしこ銘柄」は、中長期の企業価値向上を重視する投資家に、女性活躍推進に注力する上場企業を魅力ある銘柄として紹介し、各社の取り組みが加速することを目的としています。

定量目標2025年1月1日までに、
女性管理職の比率を20%にすること。

子育てと仕事をサポートする制度

産休・育休はもちろんのこと、女性ならではのライフスタイルに合わせた働き方や女性活躍を促す取り組みを整備しています。

女性リーダー育成プログラム
女性リーダー
育成プログラム

社員の意識改革、新しい企業風土醸成のため、各種研修を行っています。

  • ・管理職向けダイバーシティ研修
  • ・女性部下をもつマネージャー研修
  • ・女性リーダー候補者キャリア研修
  • ・一般社員向けキャリア研修など
メンター制度
メンター制度

役員がメンターになり、女性管理職が、部署長などの更に上位階層への職務に就く事への意識付け、動機付けを促すため、女性としてのキャリアアップの支援を行うメンター制度を導入しています。

外部研修への派遣
外部研修への派遣

多様なロールモデルや幅広い業種からなる他社メンバーに出会い、自らのキャリアについて考える契機としてもらうため、複数の外部機関と連携し、研修の機会を作っています。

FOCUS.02多国籍人材の活躍

74%

海外で働く社員

DICでは、グローバルなマインドや高い専門能力・語学力などを持つ人材として、日本の大学・大学院を卒業した外国人留学生、海外の大学を卒業した日本人留学生、外国人学生、職務経験・専門知識の豊富な経験者を積極的に採用しています。外国籍社員の活躍支援のために、主要な社内情報の英語化を行いました。また、人事制度・処遇・環境整備のサポートもスタートさせ、研修等により理解促進を図りました。グループ全体で見ると、74%が海外で働くグローバル企業だからこそ、場所や国籍を問わず活躍できる場を作っていくことは使命です。

グローバルへの取り組み

外国人社員ネットワーク会議
外国人社員
ネットワーク会議

外国人社員同士のネットワークを強化し、社内に同じ悩みを抱えている存在を知ることで、疎外感や孤独感を感じている社員の励みにしてもらうため、外国人社員本人を対象とした外国人社員ネットワーク会議を半期(7月、12月)に一度開催。

主要な社内情報の英語化
主要な社内情報の英語化

現在、多くの外国籍社員が様々な職種で活躍しています。外国籍社員の活躍支援のために、主要な社内情報の英語化を行いました。また、人事制度・処遇・環境整備のサポートもスタートさせ、研修等により理解促進を図りました。

外国人社員の所属部署メンバー、上司を対象にした意識改革
外国人社員の
所属部署メンバー、
上司を対象にした意識改革

外国人社員を迎え入れるにあたり、部署側の意識を変えるきっかけづくり、及び、外国人社員の母国の文化の理解促進をおこなっています。外国人新入社員が入社する部署でダイバーシティの取組みの概要、文化の差による行動の違いやアンコンシャスバイアス等をご説明します。

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