DIVERSITY 誰もが活躍できる環境づくり
さまざまな社員が働くグローバル企業のDICだからこそ、多様性は重要なキーワードです。
ダイバーシティの取組みを進める上では、制度の整備や研修の実施などの施策もさることながら、個々の多様性(Diversity)を認め、それを受容(Inclusion)できる
組織風土の醸成が最も重要です。ここでは、DICのダイバーシティに関わる取り組みを紹介します。
一人ひとりの個性を活かすために

個々の「違い」を受け入れ、認め合い、活かしていく事、を意味する『ダイバーシティー&インクルージョン』は
The DIC Wayで掲げているDICの行動指針のひとつです。
性別や国籍といった属性だけでなく、社員一人ひとりの個性や多様性を尊重し、多様な視点を認めあい、
知恵を出し合いながらより良いものを生み出していく事、を「協働」として行動指針として挙げられています。
働き甲斐の要素
- #信頼&共感
- #公正
- #他への貢献
- #成長
- #帰属意識
働き甲斐を感じられるDICの職場像を定義してます。
その実現に向けダイバーシティ/インナーブランディング/コミュニケーション/キャリア支援/帰属意識のチームを構成し社員一人ひとりの働き甲斐向上につながる活動を展開します。
個性を活かすための取り組み
個性を活かして働く社員

第2子が生まれた際に育児休暇を取得しました。その当時2歳の長男がおり、まだ手がかかる年頃で、2人の子どもの育児を行なっていくにあたって、両親の育児支援も難しい状況にあったことから、育休を取得させていただきました。さらにその後、第2子に大きい病気が見つかり、回復するまで育休期間の延長もさせていただけました。
突然の延長だったのですが、仕事の引継ぎについて、上司や同じチームのメンバーが積極的に動いてくれました。
出産後は何があるか想定できない中で、充実した育休制度と周りの支えがあった事は、本当に助かりました。
おかげさまで、育児の大変な時期を家族と乗り越える充実した時間を体験できました。
私が就職活動をしていた頃は「ダイバーシティ」という言葉や、男性の育児休暇などは一般的ではなく、就職活動の中で、意識もしていませんでした。グローバルカンパニーであったり、離職率が低いことから、社員を大切にする会社だと思って入社したのですが、想像以上に大切にされていることを実感しています。

個性を活かした働き方という観点で、DICの魅力的な点は、まず、経営の基本的な考え方を定めている「The DIC Way」を世界中の社員が理解できるようにしっかり説明をしている点、また人事制度として働き方の選択肢があり、ワークライフバランスやライフサイクルに併せた働き方ができる点だと感じています。また社外向けのホームページについては些細なことかもしれませんが海外向けに言語の切り替えだけでなく、地域別にコンテンツを設けているところ。本社は日本にありますが、それぞれの国や地域で働いている人やそのお客様に対して向き合おうとする姿勢が見て取れて個人的に共感しています。
私個人としても、産休・育休を取得したのですが、復帰したのがちょうど2020年で、コロナ渦で働き方が大きく変わった時期でした。このような状況下においても出社とテレワークを上手く組み合わせた部署運営に素早く移行し、特にテレワーク時でもコミュニケーション不足にならずに生産性を高められるような工夫がなされていたことが驚きでした。また1on1ミーティングなどを通して、自身のライフプランを実現する上でどのようなステップアップが必要か話し合えることも心強いサポートになっています。私自身、今の業務と並行して、機会があればリスキングとして経済学や環境工学を学びたいと思っています。

DICを知ったきっかけは、タイ人の先輩から「せっかく博士号を取得するのだから研究開発を大切にする企業に就職したいなら、DIC!」と教えてもらったことです。卒業の1年前まで帰国するか日本で就職するか迷っていました。ここでなら、若手のうちからさまざまなことに挑戦できそう、と感じたことで、就職を決めました。
外国人として、日系会社で働くのは心配しましたが、DICはさまざまな国から外国人社員が沢山おり、入社の際にもサポートが手厚く、感動しました。
入社してすぐの頃は、社内で使われている専門用語や業界用語、略語がわからなくて、困ることもあったのですが、上長や同僚の皆様がいつも丁寧に説明してくれたり、仕事を教えてくれています。時には、簡単な単語やイラストなどを使い、わかりやすく伝えてくれました。
また、DICでは外国人社員が働きやすい環境を整えるため、半年毎に外国人ネットワーク会議を行っています。他にも、e-learningや研修なども豊富で、性別や年齢、国籍、考え方、価値観等さまざまな違いを持つ社員を理解し、個性を活かすことができるような環境が本当に整っています。
今後、技術者としてレベルを高め、DICノウハウを外国籍の後輩たちに指導できる立場になりたいと考えております。また、グローバル規模で、最良の製品を開発し、技術と外国語能力を活かして、日本と海外を繋げるような仕事をチャレンジしたいと考えております。
FOCUS.01女性活躍
TOPICS女性活躍に関する外部評価

「なでしこ銘柄」に4年連続で選定
DICは、女性活躍推進に優れた企業として経済産業省と東京証券取引所が共同で主催する「令和2年度なでしこ銘柄」に選定されました。当社が「なでしこ銘柄」に選ばれたのは、4年連続になります。
「なでしこ銘柄」は、中長期の企業価値向上を重視する投資家に、女性活躍推進に注力する上場企業を魅力ある銘柄として紹介し、各社の取り組みが加速することを目的としています。
定量目標2025年1月1日までに、
女性管理職の比率を20%にすること。
子育てと仕事をサポートする制度
産休・育休はもちろんのこと、女性ならではのライフスタイルに合わせた働き方や女性活躍を促す取り組みを整備しています。
FOCUS.02多国籍人材の活躍
74%
海外で働く社員
DICでは、グローバルなマインドや高い専門能力・語学力などを持つ人材として、日本の大学・大学院を卒業した外国人留学生、海外の大学を卒業した日本人留学生、外国人学生、職務経験・専門知識の豊富な経験者を積極的に採用しています。外国籍社員の活躍支援のために、主要な社内情報の英語化を行いました。また、人事制度・処遇・環境整備のサポートもスタートさせ、研修等により理解促進を図りました。グループ全体で見ると、74%が海外で働くグローバル企業だからこそ、場所や国籍を問わず活躍できる場を作っていくことは使命です。