工場での熱中症危険度モニタリング
工場棟内での通信可能範囲調査を実施!


 夏場は、工場内でも熱中症の危険度を把握することが重要となっています。一方で、一般的に工場内は金属製の設備が大量に存在するため、無線を使用するセンサーにとっては厳しい環境となっています。

 今回は、DIC(株)小牧工場内のある棟内において、どの程度の範囲で通信できるのかを検証しました。


DIC株式会社 小牧工場
DIC株式会社 小牧工場


  対象の棟は、2F建て、1フロアの面積 約580m2とあまり大きくはありませんが、電波環境としては厳しいことが予想されました。


< 設置箇所 >
小牧工場 ハッテトッテ設置箇所 2F
小牧工場 ハッテトッテ設置箇所 1F


設置されたハッテトッテ1 設置されたハッテトッテ2
設置されたハッテトッテ3


結果は…

1台の受信機で、
全ての設置箇所から問題無く受信出来ました!


  受信できてしまったので、実験結果としては以上です。
  これだけでは面白くありませんので、少し追記いたします。今回、お試しでヘルメットにも貼ってみました。

ヘルメットに設置したハッテトッテ

※ハッテトッテは直径1000mmの曲面までしか対応しておりませんので、これは仕様上は対応していない設置方法となります。ですが、実験としてこのような設置も手軽に試せるところが、ハッテトッテの魅力の一つです。


ヘルメットに設置することで、装着者が危険な温湿度状況に長時間曝されていないか、定期的に空調の聞いたエリアに戻っているか、といった確認ができました。




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