CAREER INTERVIEW
原料調達というビッグビジンネスを通して、
会社の利益に貢献する。
D・Y

MY WORK
購買部はDICの製品を製造するために必要な原料の調達をする部署です。
担当は製品ごとに分かれ、私は主にエンジニアリングプラスチックに利用されるエポキシ樹脂の原料を担当しています。
私たちのミッションは、必要な原料を必要なタイミングで安定的かつできるだけ安価に調達することです。
エポキシ樹脂の原料は多種に渡り、単価も高く、特殊な原料もあります。
一つでも原料に不足が生じれば、工場の稼働や生産量に大きな影響を与えてしまいます。
日々、原料のサプライヤー様や社内関係者と密なコミュニケーションをとりながら、安定的な調達・供給に取り組んでいます。
サプライヤー様との粘り強い価格交渉やより良い代替品を見つけるための情報収集も不可欠です。

- DICへの入社を決めた理由は?
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学生時代は法学部に所属し、法律や国際政治などを学びました。学生の時から海外に関わることに興味を持ち、台湾への1年間の交換留学も経験しました。就職活動では海外への興味から、グローバルに活躍できる仕事に就きたいと、海外で働けるチャンスの多い企業を中心に見て回りました。企業研究をしていくなかで、DICは全体の売上の6割以上を海外が占め、世界トップシェアの製品をいくつも持っていることを知り、志望度が高まりました。DICの製品が身近で使われているさまざまなモノに使われているため、社会に対して幅広い影響を与えられることにも魅力を感じました。
- 現在の仕事の面白さと難しさは?
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購買の仕事は扱う数量・金額も大きく、若いうちから大きな規模の取引を任されることも多く、ビジネスのスケール感がやりがいであり、面白さです。原料の単価を少しでも下げれば、大きなコストダウンにつながりますので、価格交渉や原料の見直し、調達先の選定など、私の工夫次第で会社に大きな貢献をもたらすやりがいもあります。一方で、原料を安定的に調達することの難しさもあります。自然災害や事故、国際情勢の変化など、さまざまなトラブルによって調達が難しくなることが頻繁に生じます。そうした状況になっても原料を切らすことがないように、普段からトラブルを想定して準備をすることが不可欠です。実際に調達に困難な原料が生じると、社内外の関係者と調整をしながら動くことになります。原料を切らさないというのは、一見当たり前のように思われるかもしれませんが、実は購買業務の一番の難しさだと思っています。

- 印象に残る仕事は?
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入社当初は、安定的に調達することは当たり前のことと思っていましたが、実際に業務を経験するなかで、その難しさと大変さ、と同時に購買業務の重要さを認識していきました。一番印象に残っている出来事は、アメリカを襲った寒波の影響で、ある原料の調達が滞った時です。ごく少量の原料でしたがまったく手に入らない状況が続きました。ある懇意にしている商社を通じてようやく調達することができました。いかに普段からのコミュニケーションや信頼関係が大切かを改めて再認識しました。
- 入社後、成長した点は?
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問題が生じた時の調整、説明、説得など、トラブルの対応力やプレーヤーとしての人間力がついたことだと思います。説明や説得の仕方、調整力、資料の作り方など、まだまだ先輩たちに追いつていない点は多々ありますが、入社当初に比べると格段の成長を遂げたと思います。当社には失敗しても責められない風土があり、むしろ失敗を恐れず積極的に挑戦することを優先してくれます。そんな環境もあり、より良い調達方法を実現するために、自分なりのアイデアや提案を心がけています。その積み重ねも自分自身の成長につながっていると感じています。

- 現在の課題と今後のキャリア目標は?
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さらに購買業務に関わるスキルを磨くことが課題であり、第一の目標です。入社以来、ウレタン樹脂や機能性添加剤、そしてエポキシ樹脂の原料調達を経験してきましたが、DICは多くの製品を有していますので、さらに多くの製品向け原料の調達を経験したいと思っています。今後はさらに金額も規模も大きい調達に携わることで、会社の利益に貢献できたらと思います。将来的には営業業務も経験してみたいですね。購買で培った知見を活用して営業に挑戦してみたいです。

小中ではサッカー、高校、大学時代はラグビーと、スポーツに親しんできたので、現在も休みの日は社内の仲間とランニングをしたり、たまに駅伝大会に参加したりしています。運動はリフレッシュに欠かせない趣味の一つです。フレックス制やオンライン勤務など、自分のスタイルや裁量で働き方を選べるので、プライベート時間が取りやすい環境だと思います。 小中ではサッカー、高校、大学時代はラグビーと、スポーツに親しんできたので、現在も休みの日は社内の仲間とランニングをしたり、たまに駅伝大会に参加したりしています。運動はリフレッシュに欠かせない趣味の一つです。フレックス制やオンライン勤務など、自分のスタイルや裁量で働き方を選べるので、プライベート時間が取りやすい環境だと思います。
