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DIC111中期経営計画について

トップメッセージ

「事業ポートフォリオの転換を通じて成長路線へ」

当社は、昨年創業110周年を迎えました。創業時からの印刷インキ事業について、極めて息の長い事業であることに感謝するとともに、そこから派生した顔料・ポリマ事業を併せるとこれら基盤事業が依然収益の大半を占めている現実を再認識しました。おりしも、世の中では海洋プラスチック問題、食の安全、等々の「社会課題」やデジタリゼーションを代表とする「社会変革」が、叫ばれております。このような状況下、2018年度業績が示す通り、原料事情をはじめとするマクロ環境に弱い事業体質と成長性の限界を露呈しました。引き続き売上高1兆円、営業利益1,000億円、純資産5,000億円の目標を堅持する中、基盤事業の質的転換と新たな事業の柱の構築による、社会変革と社会課題にフォーカスした高度な事業ポートフォリオへの転換を明示すべく、今般中期経営計画「DIC111」を策定しました。

「ユニークで社会から信頼されるグローバル企業へ」

  • “Color & Comfort”というユニークなブランドスローガンの下に、多彩なグローバルNo.1事業を有する
  • “Diversity”を通じて共感される豊かな企業価値が世界から尊敬され、愛される会社を作る
  • 従業員・顧客・株主との「価値の共創」が魅力的なDICブランドを形成する

これは、経営者の思いとして内外に発信した「将来の企業像」であります。

「当社の社会への提供価値とは」

この「企業像」に到達するために、「DIC111」策定に合わせて、「当社の社会への提供価値とは何か」「当社が取り組むべき社会課題とは何か」「当社にとっての事業を通じてのサステナビリティとは何か」について、議論を重ねてまいりました。その結果、経営ビジョンを見据えた当社の「社会的価値」と「経済的価値」の関係性を明らかにするとともに、以下のメッセージを備えた新セグメントを発表しました。

  • 包装材料を通じて、社会やくらしに「安全・安心」を提供する
  • 表示材料を通じて、社会やくらしに「彩り」を提供する
  • 機能材料を通じて、社会やくらしに「快適」を提供する

「社会から愛され、尊敬される会社へ」

昨今のコーポレートガバナンス、ESG、サステナビリティという言葉は、これまでにない「将来にわたってより長い時間軸での経営の方向性」を問うものであることを再認識し、また安全操業・品質保証面を含む事業活動においては「正しいことを正しく行う」ことが王道であることを肝に銘じて、「社会から愛され、尊敬される会社」を目指してまいりたいと思います。

代表取締役 社長執行役員 猪野 薫

「事業ポートフォリオの転換」を通じて成長路線へ

地域別計画

DICのサステナビリテイ指標の設定

  • 製品製造における環境負荷と、その製品が提供する価値を通じた市場への貢献により当社製品を評価するサステナビリティ指標を2020年度より導入
  • サステナビリティに貢献する当社製品・ソリューションが提供する価値

廃プラ・海洋プラ問題への取組み強化

  • 廃プラ・海洋プラ問題に対し、化学メーカーとしてDICが対応すべき領域を定め、取組みを強力に推進
  • 主要な取組領域をパッケージ材料分野に設定し、パッケージング&グラフィック事業部門と新事業統括本部、技術統括本部、R&D統括本部がプロジェクト体制で取り組む
  • 「プラスチックの回収」、「プラスチック代替材料への切り替え」、「生分解性材料への転換」の3つエリアを対象として活動

会社について

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