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DICの歴史。それは、攻めの歴史でもありました。

東京の片隅で産声をあげたインキメーカーが、世界的な大企業になるまで。そこには、先人たちのさまざまな挑戦がありました。110年に及ぶDICの歴史を、ダイジェストでお伝えします。

1908年(明治41年)

川村喜十郎が東京市本所(現墨田区)に川村インキ製造所を創業。木版、石版、活版用の白、藍、黄、赤といったインキから製造を開始しました。

1925年(大正14年)

色調が美しく、使いやすい印刷インキを安定的に生産するため、有機顔料の自給生産を開始しました。ベータ・ナフトールなどの石炭タール系の中間物を化学反応させることで、レーキレッドDなどの有機顔料を製造する方法を確立。化学会社としての一歩を踏み出しました。

1952年(昭和27年)

アメリカ・Reichhold Chemicals Inc.社と合弁で「日本ライヒホールド化学工業株式会社」を設立。化学会社としては、国内2例目の外資合弁でした。この新会社により、合成樹脂事業に本格的に参入します。

1962年(昭和37年)

大日本インキ製造(旧川村インキ製造所)が日本ライヒホールド化学工業を吸収合併し、商号を変更して「大日本インキ化学工業株式会社」が誕生。化学メーカーとしてさらなる飛躍への一歩を踏み出しました。

1968年(昭和43年)

印刷の指標となる『DICカラーガイド』の販売を開始。様々な業界で色見本帳として使われ、当社の認知度向上に大きな役割を果たしました。

1973年(昭和48年)

高性能・長寿命のネマティック型液晶を開発。世界で初めて実用化レベルに達する性能を実現し、国内外から高く評価されました。このネマティック型液晶を使用した世界初の液晶表示電卓がシャープから発売され、液晶表示時代の幕開けとなりました。

1986年(昭和61年)

アメリカの化学メーカーSun Chemical社のグラフィックアーツ材料部門を買収。印刷インキで世界シェアが約13%となり、トップに躍り出るとともに、グラフィックアーツ材料分野でも世界最大の企業となりました。

1999年(平成11年)

フランス最大の石油会社Totalfina社の印刷インキ事業部門(Coates)を買収。インド、中南米などの地域でもマーケットリーダーの地位を確立しました。また、社会における環境意識の高まりを受け、100%植物油のインキ「ニューチャンピオン ナチュラリス100」を開発。日本経済新聞社が主催する「1999日経優秀製品・サービス賞」にて「優秀賞 日経産業新聞賞」を業界で初めて受賞しました。

2008年(平成20年)

創業100周年を機に、社名を「DIC株式会社」に変更。グローバルで認知される企業を目指し、新たなスタートを切りました。

2010年(平成22年)

地上デジタル放送への移行による薄型テレビの需要増、スマートフォンの普及に合わせ、液晶カラーフィルタ用グリーン顔料「G58シリーズ」を開発。従来製品より輝度・コントラストが大幅に向上し、液晶パネルの省エネルギー化に大きく貢献しました。

2017年(平成29年)

ソルダーレジスト世界トップシェアの太陽ホールディングスと資本業務提携。立体部品に回路を形成した成形回路部品などの次世代材料開発を進めました。

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