MY WORK

本社の品質保証部で品質や品質コンプライアンスに関する情報の調査業務に携わっています。
品質保証は自社で製造した製品の品質を確認したり、販売後の品質を保証したりする業務ですが、
私の役割は品質や品質コンプライアンスに関するDICの考え方や基準などを考案し、会社全体に周知徹底していくことです。
社内のルールを守っているか監視する役割もあり、年1回、各事業所の監査業務も行っています。
品質コンプライアンスの遵守は、社会的にも果たすべき大切な使命であり、企業にとっても重要な取り組みの一つになっています。
DICはグローバルに事業展開していますので、国際規格に関する情報調査なども、私たちの部署の役割になります。
また新規事業関連の品質に関する情報調査やサポートも行っています。

社員インタビュー
転職のきっかけ、理由は?

前職は財団法人の分析機関で分析業務に携わっていました。第三者の分析機関として、主に食品/製薬メーカーの依頼に応じて、製品の分析を行っていました。分析業務のスキルを活かして、違う分野の仕事をやってみたいというのが転職のきっかけでした。民間企業ならば、自分のスキルやキャリアの幅を広げることができるのではないかと考えました。その一つが品質に関する業務でした。直接、品質保証業務に関わる経験はありませんでしたが、分析業務の経験を活かしつつ、自分のキャリアの幅を広げることができると思ったのが転職の理由です。

DICを選んだ理由は?

DICを選んだ理由は、まず品質業務の仕事に関われること、二つ目はヘルスケア分野にも力を入れていること、そして三つ目は色に関わる事業を行なっていることでした。私自身、色にも興味があって、大学院では藻類中に含まれる色素(機能性成分)の研究を行なっていました。当時、私が在籍した研究室では、DICと交流があったこともあり、身近な縁を感じました。面接の時に自然体で臨めたことやフラットでオープンな会社の雰囲気にも魅力を感じ、入社を決めました。

社員インタビュー
現在の仕事のやりがい、魅力は?

全社に関わる業務ですので、社員の方々の協力・理解を得ながら、目標を達成するところに大きなやりがいがあります。品質業務は部門の垣根を超えてさまざまな部署の協力がないと達成できない課題が多く、各部署の方に個別に目的や意図を伝え、そこで得た意見を反映させ、課題を達成していくプロセスに、難しさもありますが面白さもあります。最終的に社員の皆さんから賛同を得られた時は、大きな達成感を感じます。

転職して一番よかったことは?

社員一人ひとりの業務に対する意欲があり、協働性の意識が高いため、仕事がやりやすいことです。品質に関する情報を配信するに際して、アンケートなどを実施しますが、最初は「どのくらいの人が回答してくれるのか」と不安を感じていました。しかし、実際には想像以上にポジティブな反応が多く、さらに建設的な意見もあり、良い意味で驚きがありました。もう一つ、異業種からのキャリア採用の方が多いのも転職してよかった点です。一般的には、自分の業界や会社の常識・文化を中心に考えてしまう傾向があると思いますが、DICではさまざまな業界の出身者がいることで、「自分の考えが当たり前ではない」ことに気づき、新たな視点で物事を考え直す機会が多々あります。こういった環境がDICの行動指針である「進取」の精神を養っていると感じました。

社員インタビュー
今後の目指すキャリアは?

現代社会のニーズを踏まえますと、ヘルスケア分野の事業の重要性が一層高まると思っています。現在の品質業務への経験を深め、将来的には大学や前職での経験も活かし、ヘルスケア分野での新事業において、積極的な改善と製品・サービスの品質向上に貢献したいと考えています。最終的にはお客様に「DICの最大の強みは品質にあり」と感じてもらえたらと思っています。

One Day Schedule1日のスケジュール

  • フレックスを活用して、早めの出社。メールチェック。

  • 情報調査。品質、国際規格、改善手法に関する調査。

  • 同僚との情報交換。引き続き、情報調査や監査の準備。

  • 昼食。

  • 資料作成。午前中調べた情報をまとめ、分かりやすく資料を作成。
    社内向け情報発信の準備。

  • メールチェック。

  • 退社。 フレックスを活用し、家族サービスなどに時間を当てる。

社員インタビュー

同じ職種の社員インタビュー