高光沢な高耐久塗膜を形成する床用無溶剤型紫外線(UV)硬化型コーティング剤を開発 床のメンテナンス費用削減や衛生管理の負担軽減に貢献

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2015年3月24日

DIC株式会社(本社:東京都千代田区、社長執行役員:中西義之)は、紫外線(UV)硬化技術により高光沢な高耐久塗膜を形成する床用無溶剤型UVコーティング剤「ONECURE」(ワンキュア)を開発し、1月より販売を開始しました。
当社グループは、ディスプレイや光ディスクの表面保護用UVコーティング剤を展開し、高シェアを誇りますが、本開発品はこれまで培ってきた技術を床用コーティング剤に応用したものです。

床に塩化ビニル系の素材を使用しているコンビニエンスストアやショッピングモールなどの商業施設では、床表面をキズや汚れから保護するために、一般的にワックスが塗布されています。しかしワックスは、表面が柔らかいためキズがつきやすいこと、剥離部分の部分補修が難しいこと、多層塗りであることから多くの乾燥時間を要すること、ワックスを剥がす際に使用する剥離剤の廃水処理が必要なことから、メンテナンス作業にかかる費用や作業性が課題となっています。

このたび開発しました製品は、当社の分子設計技術と長年培ってきたUV硬化技術を生かし、塩化ビニル系の素材の一つであるビニルコンポジッションタイルに適するよう設計したコーティング剤です。
同製品は、UV硬化型コート剤の特長である架橋密度の高い塗膜を形成できるため、耐摩擦性や耐薬品性に優れる床表面を実現します。そのため、人の往来による磨耗やヒール跡が発生しにくく、付着した液体汚れなども容易に拭取れ、ワックスと比較しメンテナンス回数を大幅に削減できることに加えて、衛生管理を容易にします。
また、同製品は高光沢(グロス90)を実現でき、塗膜の経年劣化や黄変の抑制も考慮した樹脂設計をしているため、長期間にわたる美観維持が可能であり、無溶剤タイプなので施工時・施工後の臭気が少なく、メンテナンス時は廃液量が極めて少ないなどの特徴を持つ、人と環境に優しい製品です。

同製品は、集客が多く床のダメージを受けやすいコンビニエンスストアや頻繁にレイアウト変更される量販店、汚染に特に気を遣う病院などの床に効果を発揮します。
当社は、建物メンテナンス会社などに、同製品の施工方法やUV照射器などを紹介することで実用化につなげ、2018年度に売上高10億円を目指します。当社は、同製品でメンテナンス作業費用の削減や衛生管理の負担軽減に貢献します。

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