• Global Site
  • DICについて
  • 事業展開
  • IR情報
  • サステナビリティ
  • 研究開発

WORLDWIDE

2011年6月23日

UV硬化型無機有機ハイブリッド樹脂を開発

UV硬化型としては画期的な高耐候性、ハードコート性を活かし、太陽電池のフロントシート、反射防止材料、自動車用途などに展開

DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:杉江和男)は、UV硬化型無機有機ハイブリッド樹脂「Multi-Function-Glass Resin(以下、MFG)」を開発し、サンプルワークを開始しました。

MFGは、無機物のポリシロキサンと有機物のアクリルポリマーを化学的に複合化することにより、両者の優れた特長(ポリシロキサン由来の耐久性とアクリルポリマー由来の透明性など)を同時に持たせることに成功した無機有機ハイブリッド樹脂です。さらに今回、ポリシロキサンにUV硬化性官能基を持たせることで、無機有機ハイブリッド樹脂としては他社に先駆けてUV硬化型タイプとすることに成功しました。

MFGは、無機成分を多く含んでいるうえ、それらの無機成分と有機成分がナノメートルのサイズで均一分散しているため、UV硬化型樹脂としては他社に類を見ない耐候性、ハードコート性、耐黄変性、セルフクリーニング性を有する画期的な無機有機ハイブリッド樹脂となっており、屋外での使用を想定したプラスチック素材の保護コート剤として最適です。特に、UV硬化型であるにもかかわらず、熱硬化型無機塗料と同等の優れた耐候性を発揮することから、熱に弱いプラスチック素材等へのコーティングに最適です。さらに、MFGによって作られるクリアーフィルムは、屋外で使用することで徐々に表面が親水化され、雨水で汚れが自然に流れ落ちるセルフクリーニング性を発現します。この効果により、透明性を長期間維持することが可能です。また、ハロゲン化合物をほとんど含有しない環境対応品としても、大いに注目されます。

当社ではMFGのこのような特性を活かし、今後、フィルム状太陽電池のフロントシート用保護コート材や、ガラス代替としてのサブストレート型太陽電池のフロントシート、さらに、太陽電池の変換効率向上が見込まれるフロントシート用反射防止材料(ナノインプリント用材料)や自動車の各種プラスチック部材の保護コート材などへの展開を予定しています。

MFGの商業販売は、2011年度中に開始する予定で、今後、積極的な用途開拓、拡販、戦略的な用途特許による囲い込みを進め、2015年に売上高100億円を目指します。

 

このリリースに関する
お問い合わせ

報道機関からのお問い合わせ
コーポレートコミュニケーション部 TEL 03-5203-7838
お客様からのお問い合わせ
コーティング樹脂開発営業部   TEL 03-5203-7718

  • PDFファイルの閲覧にはAdobe® Reader®が必要です。お持ちでない方は「Adobe®のサイト新しいウィンドウ」から無料で配布されておりますので、そちらからダウンロードし、ご利用ください。

日本 | HOME > ニュースリリース(日本) > 2011年 > UV硬化型無機有機ハイブリッド樹脂を開発