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2010年6月10日

UV反応型のフッ素系表面改質剤メガファックRS-75、RS-72-Kの本格的な拡販を開始

‐液晶画面に対する防汚機能の長期間持続、カラーフィルターの品質向上などに大きな効果‐

DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:杉江和男)は、UV反応型のフッ素系表面改質剤の新製品「メガファックRS-75(以下、RS-75)」と「メガファック RS-72-K(以下、RS-72-K)」を開発し、このたび本格的な拡販を開始しました。当新製品は、UV硬化型組成物に添加することにより、硬化表面に強い撥液性(撥水性、撥油性)を発揮します。

近年、タッチパネル搭載型のモバイル機器やOA機器などの増加に伴い、液晶画面への指紋・皮脂汚れの防止ニーズは急増しています。当新製品は、UV硬化型の表面コート剤に少量を添加するだけで、液晶画面の表面に撥水性や撥油性を付与し、指紋・皮脂汚れの付着を防いだり、汚れを拭き取り易くするといった防汚機能を付与します。また、UV反応型であることから、従来の表面改質剤に比べて、このような防汚機能が長期間持続することが大きな特徴です(注1)。液晶画面以外にも、同様の防汚機能が求められる光学フィルム、光ディスク、光学レンズ、携帯電話のボディ、キッチンカウンター用パネルなどの化粧板、高級木工家具用部材等への展開が可能で、防汚ニーズの高まりに応じた需要の拡大が期待されます。

当新製品は、こうした防汚機能の付与といった用途に加え、工業用薬液に対する優れた撥液性を活かしたカラーフィルターの品質向上用途などにも適用できます。液晶パネルを構成するカラーフィルターの三原色画素およびブラックマトリックス(注2)は、カラーレジストと呼ばれる、顔料を分散させたUV硬化型樹脂を用いて、露光や現像などのフォトリソグラフィ等の工程により形成されています。カラーレジストに当新製品を添加することで、三原色画素やブラックマトリックスの表面に撥液性が付与されるため、フォトリソグラフィ工程における現像液処理による表面荒れを防止することができます。これにより、三原色画素やブラックマトリックスの品質が向上し、鮮やかでメリハリのある画像表示を実現します。液晶テレビ等の競争が激化するなか、より美しい画像へのニーズは高まっており、大きな需要が期待されます。

今後の需要開拓により、RS-75とRS-72-Kの両品番合計で、数年後に10億円程度の販売を見込んでいます。

(注1)UV反応型である今回の新製品は、UV硬化型コート剤の三次元網目構造と結合し、フッ素部分がコート剤の表面塗膜に強く固定されるため、撥水性、撥油性が長期間持続する。
(注2)カラーフィルターにおいて、隣接する三原色画素の混色を防止する黒色格子状の枠組み。

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