社員インタビュー

無限の可能性を秘めた カラービジネスの中心で活躍したい

色に関するコア技術で多くの企業と関わるDICに魅力を感じて

私は就職活動で「とにかく多くの企業を見よう」と約100社を訪問しました。そして数々の魅力的な企業を知る過程で、 色に関するコア技術によって多種多様な業種・企業と関わるDIC(当時の社名は大日本インキ化学工業)の特性に惹かれて志望しました。

入社後はインキ機材営業部門に配属され、最もポピュラーなオフセットインキや印刷関連商材の営業を担当することになりました。 入社4年目に国内印刷インキ事業の統合・分社化に伴いDICグラフィックス(株)が設立されてからは、現部署で都内・神奈川エリアを担当しています。 DICの強みは、あらゆる印刷物の色指標として定着している「DICカラーガイド(色見本帳)」の存在です。発売して約半世紀の歴史があり、 お客さまにも「色と言えば、DIC」というイメージが浸透しているので、商談や関連商材の販売で優位性を保っています。

粘り強いコンサルティング型の営業活動で新規開拓に成功

国内市場では、パッケージ用グラビアインキや熱の代わりに光で乾燥させる省エネUVインキなどは伸びていますが、 出版物・カタログ・チラシなどに使われるオフセットインキの需要は、デジタル化の進展などで減少傾向にあります。 こうした状況を打開するため新規開拓に力を注いでいます。お客さまが抱える課題を丁寧に聞き出し、ともに試行錯誤しながら解決し、 当社のインキ販売に結び付けた時は営業冥利に尽きる仕事の醍醐味を味わうことができました。

最近ではこんな事がありました。ある中堅印刷会社が納入先の厳格な色の品質基準をクリアできず悩んでいらっしゃいました。 そこで私たちは、その会社の製版の種類や印刷設備・メンテナンスの状態・従業員の技能を分析することから始めました。 次に分析結果を踏まえ改善すべき点を見出し、従業員の方々との勉強会を開催し、半年かけて意識改革の活動を続けました。 その活動の甲斐あって、製品質管理レベルが数段アップして無事に納入先の基準をクリアできました。 この功績が評価され、他社インキから当社インキへ全面的に切り替えていただきました。まさにDICのノウハウを活かしたコンサルティング営業の賜物です。

カラービジネスの視点で見えてくる新たな風景

インキの販売といえば印刷会社が主なお客さまですが、これを「カラービジネス」という視点で捉えると見える景色が全く違ってきます。 例えば、あるブランドのシンボルカラーが国や地域で使用しているインキや包装材料などの違いにより統一されていないとブランドイメージのダウンにもつながりかねません。 この様な場面で、DICグラフィックスが培った色彩マネジメントの管理手法が活きてきます。ブランドカラーの管理規定に世界中のどこでも同品質のインキが入手できるDICのインキを使用して頂くことで、 全世界のシンボルカラーを統一することができます。つまりブランドオーナーの囲い込み戦略によって新たなビジネスを獲得できるわけです。

また、カラービジネスの基盤ともなる「色見本」の世界もダイナミックに進化させています。 DICグループでは、色見本帳をデジタル化して利便性を大幅に高めた「DICデジタルカラーガイド」を無料のアプリとして配信していますが、 さらに現在膨大なデータを処理できるクラウドを活用した画期的なシステムを開発中です。この「DIC COLORCLOUD」は、「DICデジタルカラーガイド」を発展させ、 DICカラーベースで再現可能な全ての色彩データを、企画から印刷に至る各工程でクラウドにより参照・共有できるシステムです。 私もシステム開発に参加し、現在、このサービスを活用したビジネスモデルの構築に力を注いでいます。

業種や分野を超えて交流を広げ、DICカラービジネスを動かしたい

「色の世界」が面白いのは、カラーという共通言語によって業種や分野を超えた多種多様な人々と交流できることです。 しかも、DICグループではチャレンジ精神を否定されることはありません。むしろインキ業界では、長い歴史の中で常識となっている既成概念を打ち破る新しいアイデアを待ち望んでいます。 私自身、そんな志を胸にカラービジネスを推進し、DICカラービジネスを動かす中心人物になりたいと考えています。

そのためにも、国際対応力を学ぶ「グローバルチャレンジプログラム」に参加したり、有志による英会話の教室で英語のスキルアップに努めるなど自己啓発を心がけています。 実際、DICグループの現地法人に派遣される若手社員が目に見えて増えてきたので、それもいい刺激になっています。

就職活動はさまざまな企業を直に見られる数少ないチャンスです。 できるだけ視野を広げて多くの業種や企業に接し、その上でカラービジネスの世界やDICグループに興味を持っていただければ、たいへん嬉しいです。