社員インタビュー

難しい状況もチャンスととらえるプラス思考で「コア」を探求し、優れた製品の開発へ

DICに入社した動機は何ですか?

DICの名前は知っていましたが、インキのメーカーというくらいの知識しかありませんでした。 会社説明会に参加してみて、印刷インキ、顔料、合成樹脂など幅広い製品をつくっているということを知り、興味がわきました。 大学では水中の有害物質を除去するシステムの研究をしていたこともあり、実際にものをつくる技術より、そのための設備や方法を考える技術に興味があり、DICでもその方面の仕事に就ければいいなと考えていました。

今はどのような仕事をしていますか?

入社時の希望通り、顔料の生産技術を担当しています。顔料とは、さまざまな物質に混ぜて色を出す粉末状のもので、何種類もの化学薬品を反応させてつくります。 その製造プラントの設計や改善を行うのが私の部署の仕事です。私はまだ2年目なのでプラントの設計を行ったことはありませんが、設備や製法の改善を行っています。 現在は、顔料製造の過程で外部処分している溶剤を、回収して再利用する方法を検討しています。

仕事上での苦労や、やりがいを聞かせてください。

顔料製造工法の改善を検討するため、多くの文献資料にも目を通す。 顔料は鹿島工場の主力製品ですが、その生産技術、生産プロセスの研究開発を6名で担当しています。 新プラントの設計、プロセスの改善から排水に至るまで、受け持つ範囲が非常に幅広く、各人が複数のテーマを並行して進めています。 私は入社2年目ですが、半年の研修期間修了後は、「顔料合成に使われる溶剤再利用の検討」という自分のテーマを持って仕事をしています。 自分の頭で考えて進めていくことが多く、責任も重大ですが、やりがいのある仕事です。

仕事を進める上で、難しいと感じることは何ですか?

大学での実験は、目標に向けて進めればいいだけでしたが、会社ではそう単純ではありません。 生産技術部門が改善方法を見つけても、現場の製造部門と技術部門の合意が得られないこともあるからです。 例えば、ある提案に対して、製造面ではコスト削減になるものでも、技術面からは品質が保証できないのであれば、さらなる改善が必要になります。 ですから、技術部門と製造部門との間で十分なコミュニケーションを取りながら、解決策を導き出すよう心掛けて仕事を進めています。

職場の雰囲気はどうですか?

少人数の職場ということもあり、肩書きに関係なく発言しやすいと感じています。 配属された当初は4名の職場で、私以外の3名は皆さん50代で役職付というベテランの方たちでした。 ですから、当初は「なんだか話しづらそうだな」と少し気後れもあったのですが、そんな気持ちが伝わったのか、上司のほうから気を遣っていろいろと話しかけてくれて、早々に職場に馴染むことができました。

今後の夢を教えてください。

入社してすぐ、新しいプラントが建設されました。それを設計したのが同じ部署の先輩でした。 自分が設計したプラントで製品ができ上がっていくのは、なんて面白い仕事だろう、自分もいつかプラントの設計をしたいと思いました。 DICグループの顔料工場は中国、アメリカ、ヨーロッパなど海外にも多く、今後は海外のプラントを設計するチャンスも巡ってくるかもしれません。 そのチャンスを逃さないように、英語もしっかり身につけて備えたいと思います。

学生の方に、DICのよさを伝えるとしたら、それは何ですか?

仕事をしていく上で、かなり自由にやらせてもらっていると感じています。 もちろん制限はあるのですが、自分の考えで行動できるところはありがたいですね。 まだ経験も浅いので、的外れのことも多いですが、若いからこそ既成概念にとらわれない、人とちょっと違うアイデアを出すこともできるはずです。 これからも失敗を恐れず自分の意見をどんどん出していきたいと思います。

上司から言われた印象に残る一言はありますか?

生産プロセスセンターのモットー『4C』です。
Change:自分が変わらなければプロセスは変わらない。
Collaboration:顔料の技術を他の製品にも応用できるような部門を超えた広がりを。
Consensus:製造や技術と合意しながらやっていこう。
Contribution:利益を上げて会社に貢献しよう。
まさに私のやるべきことはこれだと肝に銘じています。

就活中の学生の方に応援メッセージをお願いします。

会社に入ってしまうと、他の会社を見るという機会はまずありません。 しかし、就職活動中の学生は、会社訪問や工場見学は希望すればいくらでも行けます。 社会人になった今から思うと、それは大きなチャンスです。 どんな会社に入ったとしても、さまざまな会社を見て得た知識は役に立つと思いますので、この機会を大いに利用して、なるべく早い時期から、いろいろな会社を見ておくことをお勧めします。