社員インタビュー

プラント設備の保全・管理で誰よりも精通している人材を目指して

スマホや液晶テレビなどに使われる高機能樹脂を製造

もともと化学に関心があって物質工学科に進みました。DICを就職先に選んだのは、先生に薦められたこともありますが、 何人もの先輩が入社していることやインキという身近な製品をつくっている点に親しみを感じたからです。

配属された千葉工場は、DICの主力事業の一つである合成樹脂を生産する大規模工場で、広大な敷地に多数のプラントが稼働しています。 私が所属する部署は、スマートフォンや液晶テレビなどのパネルや電子部品に使われている高機能樹脂(スペシャリティポリマ)の製造を担当しています。 耐熱性・絶縁性・柔軟性などさまざまな特性を得るために分子レベルで設計された樹脂をプラントで製品化する仕事です。

プラント・オペレーションの経験を積み設備機器の保全・管理へ

新人研修を経て最初に担当したプラントでは、先輩の指導のもと材料投入―加熱(温度調整)―触媒投入―合成反応―分析―取り出しという一連の工程を経験する 中で、基礎的な知識や作業手順を身に付けました。原料、反応原理、作業手順、生産設備など覚えることが多く夜勤もあったので慣れるまでは大変でしたが、 この時に学んだことが今の自分の基盤になっています。
次に担当したのが高度に自動化された二つのプラントです。プラントごとに規模は違いますが、 いずれも手順書に沿って多種多様の樹脂を24時間以上かけて数トン~数十トンを生産します。 加熱釜の温度調節や手順書に沿って触媒の反応速度など要所要所で数値をチェックしながら高品質の特殊樹脂を完成させます。

2014年から3プラントの設備機器の保全・管理の担当になりました。 監視制御システムで異状が検知されたり、各プラントのオペレーターから不具合の報告を受けたりした時には速やかに状況を調べて原因を解明します。 時には装置メーカーと連携して部品交換を行うこともあります。 また、新規開発した樹脂製品を製造するために新たな設備機器を導入する際には、 製造現場担当者の立場から機器の性能、安全性、操作性などを評価し機器メーカーに意見を具申します。

目標は今の仕事を誰よりも精通している人材になること

ひとくちに不具合といっても千差万別で、トラブルの原因が目に見える場合は対処も容易ですが、 プラントは構造が複雑なので思いがけないところに原因が隠れている時もあります。 そこで「現場の状況を観察して、どう対処すべきか考えなさい」という先輩・上司の言葉を念頭に置き、過去のトラブル事例を調べたり、 時に助言を仰いだり、自身の経験知も総動員して原因を探ります。
問題がスムーズに解決して迅速に対処できた時は「よし、やった!」という充足感に満たされます。 最近は上司から「頼んだぞ」と業務を任されるようになってきたので、自身でも少しは成長したかなと感じています。

保全・管理の仕事は、どれだけ事例を経験して対応力を高めていくかが大切です。 目標は今の仕事を誰よりも精通している人材になること。 日々の積み重ねがそのまま自分の財産になると考え、設備機器の仕様や特徴の掌握に努めています。

周囲から感謝されるような「やりがい」を早く見つけよう

職場の同僚・先輩は年齢が近いこともあって、みんな仲が良く、休憩時間にはゴルフや好きなバンドのライブの話などで盛り上がります。 現在は日勤業務で早朝に出社しなくてはならないので、退社後はビールで晩酌して早めに就寝しています。

学生時代に自分が働く姿をイメージするのは難しいものです。 あれこれ想像するより目指す会社の先輩から仕事の様子や職場の雰囲気を具体的に聞くことが一番の近道です。 そして、入社後は与えられた仕事に真正面から向き合い、周囲から感謝されるような「やりがい」を早く見つけることだと思います。 DICには新人をサポートしてくれる仲間や目標となる先輩がたくさんいるので、頑張るうちに将来への道筋が明確に見えてくるはずです。