社員インタビュー

難しい状況もチャンスととらえるプラス思考で「コア」を探求し、優れた製品の開発へ

DICに入社した動機は何ですか?

学生時代グローバルという言葉に惹かれていて、ヨーロッパ3ヵ国、フィリピン、シンガポールへの短期留学を経験しました。 ですから、DICが世界中に拠点を持ち、グローバルに事業展開をしているスケールの大きさに惹かれました。印刷インキ、有機顔料の世界シェアがNo.1ということや、その製品群の多さに驚きました。 多くの製品を持っているDICならば、どこかで自分の学んだ専門性を活かし、自分の可能性をもっと広げられるのではないかと思いました。

今はどのような仕事をしていますか?

ナノ構造に特化した構造設計が仕事で、それが光に応答するとか、雰囲気に応答するとかといった材料機能の発掘に注力しています。 R&Dの仕事ですが、応用のポテンシャルを高める作業を強化することで、新製品に繋がるチャンスを探っています。

仕事上での苦労や、やりがいを聞かせてください。

実験において、優れた機能などの新しい現象を発見できた時はうれしいですね。 再現性の確認の時には胸が高まります。 逆に、期待していたような結果が出ないなど実験が行き詰まった時、それを打開する新たな切り口を見出すことに苦労します。 また、良い機能を持つ材料を見つけて、実験がある程度進んだところで決定的な欠陥が見つかった時には精神的にもこたえますね。 ですから、うまくいかなかった場合に備えて、あらかじめ実験のテーマを3つ4つ用意して、同時並行で行うようにしています。

職場の雰囲気はどうですか?

職場の雰囲気を一言で表すと「自由」です。基本的に研究のテーマや枠組みは与えられるのですが、その課題にどういう手法でアプローチしていくのかなど、探求していく方法については個人に任せられており、新しい発想を生み出すのに適した職場だと思います。 もちろん、「自由」と言っても半年ごとに設定された業務目標はクリアしていかなければなりませんので、高いモチベーションを持って取り組み、役割を果たしていくことを忘れないようにしています。

上司から言われた印象に残る一言はありますか?

応用基礎を中心とした研究ですから、うまく前に進まないことが少なくありません。 DICに入社以来、部長からよく「同時並行しないとだめだ」と言われます。 研究開発は必ずしも予想通りに進むとは言えないことから、いくつかの可能性に同時に取り組むべきだということです。 もう一つが「本質を探れ」というアドバイスで、どこが一番重要なのか、どこをおさえていかなければならないのかを意識することです。 本質の部分が見え始めてからは、確信を持って前に進めるようになりました。

学生の方に、DICのよさを伝えるとしたら、それは何ですか?

人に優しい、人を大事にする会社です。それから、やはり若い社員にも自由にやらせてくれるところでしょう。私だけでなく他の人も「とりあえずやってみたら」と、よく言われると聞いています。 学生時代と現在とでは、実用化を目指して欠点のないものをつくらなければならないところが決定的に異なり、そこがかなり難しいところですが、そんな中でも自由を与えてくれて、ポジティブに見てくれる懐の深さを感じます。

就活中の学生の方に応援メッセージをお願いします。

不景気で大変な状況にあっても、目標に向かう手段を自分で考えることのできる人材を企業は求めていると思います。 厳しい社会情勢ではありますが、まずはプラス思考を持ってめげずに足を使ってもらいたいですね。 その際は、やはり事前にその企業のことを良く調べて経営方針をおさえつつ、自分は何をやりたいのか、そのためにはどのように思考、提案、行動すれば良いのかなどを意識して臨んでみてはいかがでしょうか。